「0422671297」は不動産の販売業者「トーシンパートナーズ」のセールス電話ですが、実は不動産投資を始めるにあたってはその仕組み上、特に初めての方がこのような電話営業から不動産投資をスタートさせることはあまりお薦めできません。不動産投資はどんなに少額から始めても百万単位で金銭負担が生じる世界ですので、以下、最新口コミと対応方法をご確認願います。
目次(お好きなところからご覧ください)
「0422671297」に対する口コミからわかること
まず、この電話番号「0422671297」について投稿された各種口コミを徹底的に確認すると、
・「マンション投資の飛び込みセールス」
・「用件も言わずにいきなり社長と会話できると勘違いしているおめでたい電話」
・「マンションの迷惑セールス」
・「とにかくしつこい。断っても断っても何度でもかけてくる」
などの「不動産投資のセールス電話」で一致しています。そして同時に、こちらの都合を無視した自分勝手な迷惑電話であるとの苦情が実に多く散見されます。正直なところこの迷惑電話という時点であまりお薦めできませんが、次に、営業電話の仕組みからもお薦めしかねる理由を見ていきます。
執拗すぎる場合「売れ残っている物件」の可能性も
もちろん、不動産会社からセールス電話があったからといっても、すべてが例外なく注意すべきというわけでもありません。物件を何度かすでに購入して「この人は良い物件ならすぐに買ってくれる」と思ってくれている会社からは、「掘り出し物」の営業電話を頂戴できることがあります。信頼関係があるからこその物件です。そして、このような「掘り出し物」は、もしネット上に公開されるとすぐ完売するような物件です。売れ残ってしまうことなど絶対にありません。
一方で、まだ投資をしたこともない人間に対し、しかも付き合い一切無しで名簿でしか知らない人間に対して、これから長くお金を生み出していってくれる金の鶏のような物件を、皆が借金してまで欲しがるような物件を、人となりも知らない人間にいきなり持っていくでしょうか。私だったらそのようなことはしません。もっと他に優先順位が高いお客様がいるはずですから。
本当に資産価値のある良い物件は秒で売れますから、セールス電話が執拗であればあるほど、それは人気がない物件の可能性も高くなります。それなのに、たとえば年収がたかだか1,000万円程度で「自分は非公開物件に選ばれたはずだ!」と勘違いすると痛い目に遭います。これはただ、ローンを組ませられるから選んでいるという事情が大きいです。また、「節税目的の赤字にしておく物件」でも事情は同じです。不動産での会計上の赤字を本業での所得と損益通算しても、どう見ても数年後には節税金額以上の持ち出しが発生しそうな物件は、売れ残ります。
しつこい勧誘電話に対する対応方法
トーシンパートナーズのような不動産業者を規制する宅建業法では、
・「業者名」「勧誘する人間の氏名」を隠して勧誘すること
・相手が契約の締結を拒否する意思表示をしたのに勧誘を継続すること
をはっきりと禁止しています(法施行規則第16条の12第1号のハ / 法施行規則第16条の12第1号の二)。
つまり、「業者名を名乗らないまま始まる」営業電話は違法ですし、「電話をかけている者の氏名を名乗らない」のも違法行為です。
当然に、「断ったのに電話を切らないで勧誘を続ける」のも違法行為ですし、「これから先も契約はしないと伝えたのにしつこく電話をかけて勧誘してくる」のも、明らかな違法行為です。
万が一にも、「会社名を名乗らずに繰り出される」「電話をかけている者の氏名を名乗っていない」「断ったのに電話を切らずに勧誘を続ける」「今後も契約はしないと伝えたのにしつこく電話をかけて勧誘する」に該当する場合、それは違法行為をおこなう違法業者からの電話かもしれませんので、国土交通省の用意するこちらから業者名を検索して免許行政庁を調べ、もれなく通報しましょう。チリも積もれば大きな山になります。
また、近ごろは電話で自動で通話録音がなされるので、たとえば「宅建業法をご存じですか?」のように相手に問いかけてその対応をYouTubeのような動画投稿サイトやSNSで共有してみるのも良いかもしれませんね。
注意すべきセールスの見分け方
そもそも、飛び込み営業で名前しか知らない人間に薦めてくる物件が、現実的にどれほどの実利回りが確保できる物件なのかを考えなければなりません。今、「実利回りって何?」と言葉の意味がわからなかった方は、手を出さないほうが良いでしょう。実利回りというのは、見せかけの表面利回りではなく、現実に運用を開始した場合に必要な経費を差し引いた本当の利回りのことです。相手に考える暇を与えないゴリ押し営業の不動産会社が用意する利回りは、表面利回りばかりです。
もし、0422671297が説明する利回りに次の項目が一つでも含まれていなかったなら、是非質問してください。下記項目についての概算値を電話で言えない、答えたがらない、あるいは「一度お会いしてその際にお話を」などの反応があるなら、会うのは控えたほうが良いと思います。
・取得価格…販売価格に諸経費を加算した価格。販売価格の6%か7%くらい。仲介料に不動産取得税、登記費用など。
・入居率 or 空室率…100%ずっと満室などあり得ません。満室だけで計算された表面利回りは無意味。
・退去時広告費…次の入居者探しの広告費。管理会社次第だが、家賃の二ヶ月分くらい。
・値下がり金額幅…通常は購入価格と同一水準の価格で売ることはできない。
・修繕積立金(共用部)…マンションの場合は必要。
・管理費(共用部)…マンションの場合は必要。
・火災保険…毎年かかります。
・固定資産税…毎年かかります。価格の1%前後、あるいは家賃の1-2か月分くらい。
・退去時のリフォーム代…退去時の美装費用。クロス、床、清掃費など。
・支払利息…現金買いではなく融資の場合に必須。融資を受ける前提なのに利回り試算に利息負担を明記していない業者はダメ。
まずは「自身のペースで」勉強してください
もし0422671297からの電話で不動産投資に興味がわいたとしても、それではといきなりトーシンパートナーズのペースで言われるがままに面談に臨んだり腕力営業と対峙するよりは、まずは軽くでも良いので自身のペースで勉強してみてください。この「自身のペースで」というのは本当に大切なことです。自身でまだ相場観も身についていない段階で、腕力営業の懐に飛び込んでいくのは好ましくありません。
私自身もBRIという不動産販売会社から飛び込み営業の電話を受けたことがありますが、「申し訳ないです、投資に興味がないんですよ」と断ったのに、「では、投資に興味がないかあるかも含めて、一度お会いしてお話を」などともはやまったく日本語が通じない強引な腕力営業を受けて戸惑いました。
初心者の方は特に、自身のペースで考えるようにしてください。考えるスキを与えないような営業に引っ張られてはいけません。腕力営業の言葉を投資の教科書にするのではなく、自身のペースで自身の頭で考えて投資に踏み切ってください。
新築投資が向いている人、中古物件が向いている人
不動産投資と聞くと新築ばかりに目が行くかもしれませんが、予算や目的に応じたさまざまな投資スタイルがあります。
たとえば、自身の居住用ではなくあくまで運用のみであるなら、意外と築古や中古物件のほうが手軽に手堅く始められる選択肢となります。特に、地方で築古の戸建てなどは割と安定的に掘り出し物が出続けています。なぜなら、地方の年配オーナーの物件は、「投資用」という意識もなく売りに出されることがあるからです。投資用として探しているこちら側としては「うわっ」となるような結構な掘り出し物があったりします。だからこそ、投資物件の紹介サイトではなく、一般向けの住まい探しサイトである「アットホーム」などでせっせと仕入れてたりするのです。
また、太陽光発電のように先行者利益よろしく攻めたいのなら、たとえばこちらは他と違う切り口の投資スタイルで、電話営業に頼ることもせず実績を上げています。リモートの簡単な無料Webセミナーでこの投資スタイルのツボがわかるので、自分の向き不向きもわかります。向いていないとわかっても、こういう切り口もあるのだと知っておくだけでも武器になるでしょう。
このような小さな武器を、コツコツと集めていってください。自分にどのような運用スタイルが向いているのか、まずは気になる物件はどんどん資料を集めて勉強してください。気になるエリアもどんどん調べてください。くれぐれも、右も左もわからないままいきなり腕力営業全開の面談に応じて囲い込まれないように気をつけてください。
0422671297の利用体験に関して
トーシンパートナーズが使用している電話番号「0422671297(0422-67-1297)」の皆様からのお声を募集中です。
何らかの取引にいたった体験談はもちろん、ただ電話上でセールスを受けたというご経験でも大丈夫です。どのような些細なことでもかまいませんので、貴重なお話を是非共有させていただければと思います。