「0661255896」は不動産の販売会社「日商エステム」の飛び込みセールスですが、不動産投資はどんなに少額スタートでも百万単位での金銭負担が伴う世界です。よほどお金が有り余って困っているという状況でもない限り、まずはご自身のペースで勉強をして投資に踏み出すことが肝要ですので、以下、最新の口コミと対応方法をご確認願います。
目次(お好きなところからご覧ください)
「0661255896」に寄せられた声から見えること
まず、今回の電話番号「0661255896」について投稿された口コミを子細に確認してみると、
・「神戸の物件で賃貸経営しませんかという営業電話」
・「投資用の不動産の熱意みなぎる営業」
・「不動産のセールス」
という「不動産投資を薦める営業」で一致しています。買い取りではなくセールス目的の電話ということで間違いないでしょう。
「掘り出し物」か「売れ残り」かを見極めよう
不動産会社から営業電話があったからといって、そのどれもが例外なく注意すべきというわけではありません。良い物件を紹介してくれることも当然にあります。
とりわけ、何回か物件を購入していて良いお付き合いができている会社からは、「掘り出し物」の営業電話をいただけることがあります。信頼関係があるからこその物件です。そして、このような「掘り出し物」は、もしネット上に出されるとすぐ完売するような物件です。売れ残ってしまうことなど絶対にありません。本当に資産価値のある良い物件は秒で売れます。
一方で、まだ投資経験もない初心者に対し、しかも付き合い無しの名簿でしか知らない人間に対して、これからお金を生み出してくれる金の鶏のような物件を、誰もが借金をしてまで欲しがるような物件を、人となりも知らぬ人間にいきなり持っていくような営業がいたら、それはとんでもなく儲けものです。これは100パーセントないとも言い切れないので、見逃さないためにはやはり勉強が必要となります。
表面利回りではなく実利回りを意識しよう
飛び込みセールスで名前しか知らない人間に薦めてくる物件が、現実的にどれほどの掘り出し物でどれほどの実利回りが確保できる物件なのかをまず把握する必要があります。今、「実利回りって?」と言葉の意味がわからなかった方は、もう少し勉強したほうが良いかもしれません。実利回りというのは、「うわっつらの表面利回り」ではなく、実際の運用に必要なコストを差し引いた本当の利回りのことです。
もし、0661255896が言う利回りに以下の項目が含まれていなかったなら、是非質問してください。0661255896からの営業電話はとても熱心ですから、下記についての概算値を電話でも即答してくれるはずです。
・取得価格…販売価格に諸経費を追加した価格。大体販売価格の6%か7%くらい。仲介料に不動産取得税、登記費用など。
・入居率 or 空室率…100%ずっと満室などあり得ません。満室のみで試算された表面利回りは無意味。
・退去時広告費…次の入居付けに必要な広告費。管理会社によるが、家賃の二ヶ月分くらい。
・値下がり金額幅…通常は購入した価格と同じ価格で売ることはできない。
・修繕積立金(共用部)…マンションの場合は必要。
・管理費(共用部)…マンションの場合は必要。
・火災保険…毎年かかります。
・固定資産税…毎年かかります。価格の1%前後、あるいは家賃の1-2か月分くらい。
・退去時のリフォーム代…退去時の美装費用。クロス、床、清掃費など。
・支払利息…現金買いではなく融資の場合に必須。融資を受ける前提なのに利回り試算に利息負担を明記していない業者はダメ。
まずは「自身のペースで」学んでください
もし0661255896からの電話で不動産投資に興味がわいたとしても、それではといきなり日商エステムのペースで言われるがままに面談に臨んだりするよりは、まずは軽くでも良いので自身のペースで勉強してみてください。いきなり無勉強で面談してまともな質問もできず、相手の話をほぼ一方的に聞くだけになっては、日商エステムに対して非常に失礼にもなります。
そもそも、一概に「マンション経営」といっても、大きくいくつかの特徴があります。たとえば、こちらの無料一括資料請求などでその主要な仕組みを前もって理解しておくだけでも、0661255896のような会社とのやり取りも、はるかに有意なものになります。事前にマンション経営の骨格をつかむことができますので。
初心者の方は特に、自身のペースで考えるようにしてください。営業の言葉をそのまま投資の教科書にするのでは営業している方にも失礼ですし、何より、自身のペースで自身の頭で考えて投資に踏み切らないと生き抜いていけません。
新築投資が向いている人、中古物件が向いている人
不動産投資と聞くと新築のイメージが強いかもしれませんが、予算や目的に応じたさまざまな投資スタイルがあります。
たとえば、自身の居住目的でなくあくまで運用のみであるなら、意外と中古や築古物件のほうが手軽に手堅く始められる選択肢となります。特に、地方で築古の戸建てなどは今でも掘り出し物が出続けています。なぜなら、地方の年配の方が持っている物件は、「投資用」という意識もなく売りに出されることがあるからです。投資用として探しているこちら側としては「うわっ」となるような結構な掘り出し物があったりします。だからこそ、投資物件の紹介サイトなどではなく、一般向けの住まい探しサイトである「アットホーム」などでせっせと仕入れてたりするのです。
先ほどの資料請求などを通して、このような小さな武器を、コツコツと集めていってください。ご自身にどのような運用スタイルが向いているのか、まずは気になる物件はどんどん資料を集めて勉強してください。気になるエリアもどんどん調べてください。
電話営業での定番の対応方法
ちなみに、不動産販売会社を規制する宅建業法では、
・「会社名」「勧誘を行う者の氏名」を隠して勧誘をすること
・相手が契約の締結を拒否する意思表示をしたのに勧誘を継続すること
を明白に禁止しています(法施行規則第16条の12第1号のハ / 法施行規則第16条の12第1号の二)。
つまり、「業者名を名乗らないまま始まる」営業電話は違法行為ですし、「自分の氏名を名乗っていない」のも違法行為です。当然、「断っても電話を切らずに勧誘を続ける」のも違法行為ですし、「これから先も契約はしないと伝えたのにしつこく電話勧誘してくる」のも、明白な違法行為です。
今回の0661255896からかけてくる日商エステムは当然に法令を遵守する会社ですから、後々の齟齬がないように、営業をかけてきてくれた方の名前をしっかり記録しておきましょう。
なお、0661255896から営業を受けているということは、他の不動産会社から営業を受けている方も少なくないことでしょう。0661255896以外の会社から営業を受け、それらの業者が万が一にも、「会社名を言わない」「電話をかけている人間の氏名を名乗らない」「断っても電話を切ろうとせず勧誘を続ける」「今後も契約はしないと断ったのに何度も電話をかけて勧誘する」に該当するなら、それは違法行為をおこなう違法業者かもしれませんので、国土交通省が用意してあるこちらで業者名を検索して免許行政庁を調べ、一つ残らず通報していきましょう。チリも積もれば大きな山と化します。
また、近ごろは電話でデフォルトで通話が録音されるので、たとえば「宅建業法を知ってますか?」のように電話の向こうに問いかけてその反応をYouTubeやSNSで共有してみるのも良いかもしれません。
0661255896の体験談について
日商エステムが使っている電話番号「0661255896(06-6125-5896)」の皆様からのお声をお待ちしております。
何らかの取引にいたったお話はもちろん、ただ電話でセールスを受けたというご経験でも大丈夫です。どのような些細なことであってもかまいませんので、貴重な体験談を是非共有させていただければ幸いです。
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