「08003001322」は不動産の販売業者「株式会社日商エステム(浅井悦裕代表)」の飛び込み営業ですが、不動産運用はどんなに少額から始めても百万円単位の金銭負担が伴う世界です。よほどお金が有り余っているという状況でもない限り、まずはご自身のペースで勉強をして投資に手を出すことが肝要ですので、以下、最新の口コミと対応方法をご確認ください。
目次(お好きなところからご覧ください)
「08003001322」に対する声を確認してみる
まず、この電話番号「08003001322」について寄せられた各種口コミを確認すると、
・「日商エステムからの営業電話で、名簿業者から法律にのっとって個人情報を購入して営業しているとのことです」
・「日商エステム(?)とかいう感じの不動産屋」
・「マンション経営の飛び込み営業電話です」
という「不動産経営営業」で一致しています。買い取りではなくセールス目的の電話ということで間違いないでしょう。
「売れ残り」か「掘り出し物」かを見極めよう
不動産会社からセールス電話があったからといって、すべてが例外なく注意すべきというわけでもありません。良い収益物件を持ってきてくれることも当然にあります。
とりわけ、いくつか物件をすでに購入していて良いお付き合いができている会社からは、「掘り出し物」の営業を頂戴できることがあります。すでに信頼関係があるからこそ出てくる物件です。そして、このような「掘り出し物」は、もしネット上に出るとすぐに完売することになる物件です。売れ残ってしまうことなどまずありません。本当に資産価値のある良い物件なんて秒で売れます。
一方で、まだ投資をしたこともない人間に対し、しかも付き合いもない名簿でしか知らない人間に対して、これから長くお金を生み出していってくれる金の鶏のような物件を、皆が借金を背負ってまで欲しがる物件を、人となりも知らぬ人間に突然電話で持っていくような営業がいたら、それは非常にラッキーなことです。これは絶対にないと言い切れないので、この好機を見逃さないためにはやはり事前の勉強が大切となります。
その利回りは、表面利回りじゃないですか?
会ったことすらない人間に対しセールス電話で薦めてくる物件が、実際にどれほどの掘り出し物でどれくらいの実利回りを確保できる物件なのかをまず把握する必要があります。今、「実利回りって何だろう?」と意味がわからなかった方は、もう少し勉強したほうが良いかもしれません。実利回りというのは、「見せかけだけの表面利回り」ではなく、現実に運用した場合にかかる経費を差し引いた本当の利回りのことです。
もし、08003001322の利回りに次の項目が含まれていなかったなら、是非確認してください。08003001322からの営業電話は非常に熱心ですから、下記についての目安や概算値を電話上でも即答してくれるはずです。
・取得価格…販売価格に諸経費を追加した価格。大体販売価格の6%か7%くらい。仲介料、不動産取得税、登記費用など。
・入居率 or 空室率…100%ずっと満室などあり得ません。満室のみで計算された表面利回りは無意味。
・退去時広告費…次の入居付けの広告費。管理会社によるが、家賃の二ヶ月分くらい。
・値下がり金額幅…たいていの場合、購入した価格と同一水準の価格で売ることはできない。
・修繕積立金(共用部)…マンションの場合は必要。
・管理費(共用部)…マンションの場合は必要。
・火災保険…毎年かかります。
・固定資産税…毎年かかります。価格の1%前後、あるいは家賃の1-2か月分くらい。
・退去時のリフォーム代…退去時の美装費用。クロス、床、清掃費など。
・支払利息…現金買いではない融資の場合に必須。融資なのに試算に利息負担を明記していない業者はNG。
まず「自身のペースで」学んでください
もし08003001322からセールスを受けて不動産投資に興味がわいたとしても、それではといきなり日商エステムのペースで言われるがままに近くの喫茶店あたりで面談に臨んだりするよりは、まずは簡単にでも良いので自身のペースで勉強してみてください。いきなり無勉強なまま面談してまともな質問もできず、相手の説明を一方的に聞くだけになっては、日商エステムに対して非常に失礼にもなります。
そもそも、一口に「マンション経営」といっても、大きくいくつかの特徴があります。たとえば、こちらの無料一括資料請求などでその主要な仕組みを事前に理解しておくだけでも、日商エステムとのやり取りも、はるかに有意なものになります。あらかじめマンション経営の骨格をつかむことができますので。
初心者の方は特に、自身のペースで考えるようにしてください。営業の言葉をそのまま投資の教科書にするのでは営業している方にも失礼ですし、何より、自身のペースで自身の頭で考えて投資に踏み切らないと生き抜いていけません。
新築投資が良いとは限らない
不動産投資と聞くと新築マンションばかりが頭に浮かぶかもしれませんが、目的や予算に応じたさまざまな投資スタイルがあります。
たとえば、自身の居住用ではなくあくまで運用限定であるなら、意外と中古や築古物件のほうが手軽に手堅く始められる選択肢だったりもします。特に、地方で築古戸建てなどは今でも安定して掘り出し物が出てきます。なぜなら、地方の年配の方が持っている物件は、「投資用」という意識もなく売りに出されることが珍しくないからです。投資用として探しているこちら側としては「うわっ」となるような結構な掘り出し物があったりします。だからこそ、投資物件のサイトなどではなく、普通の住まい探しサイトである「アットホーム」などでせっせと仕入れてたりするのです。
先ほどの資料請求などを通して、このような小さな武器を、コツコツと集めていってください。自分にどのような運用スタイルが合っているのか、まずは気になる物件はどんどん資料を集めて勉強してください。気になるエリアもどんどん調べてください。
電話営業を受けた際の定番の対応方法
ちなみに、不動産業者を規制する宅建業法では、
・「会社の名前」「勧誘を行う人間の氏名」を伏せて勧誘をすること
・相手が契約の締結を拒否する意思表示をしたのに勧誘を続けること
をはっきり禁止しています(法施行規則第16条の12第1号のハ / 法施行規則第16条の12第1号の二)。
つまり、「会社名を名乗らないまま繰り出される」営業電話は違法行為ですし、「自分の氏名を名乗らない」のも違法行為です。言うまでもなく、「断ったのに電話を切らないで勧誘を続ける」のも違法行為ですし、「これから先も契約はしないと伝えたのにまた電話をかけて勧誘してくる」のも、明白な違法行為です。
今回の08003001322からかけてくる日商エステムは当然に法令を遵守する会社でしょうから、後々の齟齬がないよう、営業をかけてきてくれた方の名前をしっかり記録しておきましょう。
なお、日商エステムから勧誘があるということは、他の不動産会社から営業を受けている方も少なくないことでしょう。日商エステム以外の会社から営業を受け、それらの業者が万が一、「業者名を名乗らずに繰り出される」「電話をかけている者の氏名を名乗らない」「断っても電話を切らずに勧誘を続ける」「今後も契約はしないと伝えたのに何度も電話をかけて勧誘する」に該当するなら、それは違法行為をおこなう違法業者の可能性もあるので、国土交通省の用意するこちらで業者名検索して免許行政庁を調べ、一つ残さず通報しましょう。チリも積もれば巨大な山になります。
また、最近の電話は自動で通話録音がなされるので、たとえば「宅建業法を知ってますか?」と相手に投げてその反応をYouTubeなどの動画サイトやSNSで共有してみるのも良いかもしれませんね。
08003001322の体験談について
日商エステムが使っている電話番号「08003001322(0800-300-1322)」についての皆様からのお声を募集しております。
何らかの取引にいたった体験談はもちろん、ただ電話口で会話をしたというご経験でも大丈夫です。どのような些細なことであってもかまいませんので、貴重なお話を是非共有させていただければと思います。
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