「08003001327」は不動産販売「日商エステム」のセールス電話番号ですが、不動産経営はいくら少額から始めても百万円単位の金銭負担が生じる世界です。よほどお金が有り余っているという状況でもない限り、まずはご自身のペースで勉強をして投資に手を出すことが肝要ですので、以下、最新口コミと対応方法をご確認願います。
目次(お好きなところからご覧ください)
「08003001327」に寄せられた声から見えること
まず、この電話番号「08003001327」に対しての各種口コミを確認すると、
・「日商エステムからで、個人情報を名簿業者から法律にのっとって入手して売り込みをかけているとのことです」
・「不動産投資の熱血セールスでした」
・「投資用のマンションの情熱あふれる売り込みでした」
・「マンション経営の売り込み」
・「他人に薦めるほど儲かるんなら自分でやればいいのでは」
などの「不動産運用の営業電話」で一致しています。買い取りではなく販売目的の電話ということで間違いないでしょう。
「売れ残り」と「掘り出し物」を見分けよう
不動産会社からの営業はそのどれもが悪いというわけではありません。良い収益物件を紹介してくれることは当然にあります。
とりわけ、いくつか物件をすでに購入していてそれなりに信頼関係がある会社からは、営業電話で「掘り出し物」を紹介してくれることがあります。すでに信頼関係があるからこそ出てくる物件です。そして、このような「掘り出し物」は、もしネット上に出ればすぐ完売することになる物件です。売れ残ることなどまずありません。本当に資産価値がある良い物件など秒で売れます。
一方で、まだ投資を知らない初心者に対し、しかも付き合い一切無しで名簿でしか知らない人間に対して、これから長くお金を生み出してくれる金の鶏のような物件を、誰もが借金を背負ってでも手に入れたがる物件を、人となりも知らぬ人間に突然電話で持っていくような営業がいたら、それはこの上なく幸運です。これは100パーセントないとは言い切れないので、このチャンスを見逃さないためにはやはり勉強が欠かせません。
その利回り、実利回りですか?
名前しか知らない人間に営業電話で薦めてくる物件が、実際にどれくらい掘り出し物でどれほどの実利回りが期待できる物件なのかをまず確認する必要があります。今、「実利回りって?」と意味がわからなかった方は、もう少し勉強したほうが良いかもしれません。実利回りというのは、「見せかけの表面利回り」ではなく、実際の運用に必要な経費を差し引いた本当の利回りのことです。
もし、08003001327が提示する利回りに以下の項目が含まれていなかったなら、是非質問してみてください。08003001327でかけてくる営業電話は非常に熱心ですから、下記についての目安を電話でも即答してくれるに違いありません。
・取得価格…販売価格に諸経費を加算した価格。大体販売価格の6%か7%くらい。仲介料、不動産取得税、登記費用など。
・入居率 or 空室率…100%続く満室など絶対にあり得ません。満室だけで計算された表面利回りは無意味。
・退去時広告費…次の入居者を探す広告費。管理会社によるが、家賃の二ヶ月分くらい。
・値下がり額幅…たいていの場合、買った価格と同じ価格で売ることはできない。
・修繕積立金(共用部)…マンションの場合は必要。
・管理費(共用部)…マンションの場合は必要。
・火災保険…毎年かかります。
・固定資産税…毎年かかります。価格の1%前後、あるいは家賃の1-2か月分くらい。
・退去時のリフォーム代…退去時の美装費用。クロス、床、清掃費など。
・支払利息…現金買いではなく融資の場合に必須。融資を受ける前提なのに試算に利息負担を明記していない業者はNG。
とにかく「自身のペースで」勉強してください
もし08003001327から営業を受けて不動産投資に興味を持ったとしても、それではといきなり言われるがままに近くのカフェあたりで面談に臨んだりするよりは、まずは簡単にでも良いので自身のペースで勉強してみてください。まるで無勉強なまま面談してまともな受け答えもできず、相手の話すことを一方的に聞くだけになっては、相手に対して非常に失礼にもなります。
そもそも、一口に「不動産投資」といっても、大きくいくつかの特徴があります。たとえば、こちらの無料一括資料請求などでその主要な仕組みを前もって理解しておくだけでも、やり取りもがはるかに有意なものになります。前もってマンション経営の骨格をつかむことができますので。
初心者の方は特に、自身のペースで考えるようにしてください。営業の言葉をそのまま投資の教科書にするのでは営業している方にも失礼ですし、何より、自身のペースで自身の頭で考えて投資に踏み切らないと生き抜いていけません。
不動産投資は新築か中古か
不動産投資と聞くと新築マンションばかりが頭に浮かぶかもしれませんが、予算や目的に応じてさまざまな投資スタイルがあります。
たとえば、自分で住むわけではなくあくまで運用のみの場合、意外と中古や築古物件のほうが手軽かつ手堅く始められる選択肢だったりもします。特に、地方の築古戸建てなどは今でも掘り出し物が出続けています。なぜなら、地方の年配オーナーの物件は、「投資用」という意識もなく売りに出されることが珍しくないからです。投資用として探しているこちら側としては「うわっ」となるような結構な掘り出し物があったりします。だからこそ、投資物件の紹介サイトではなく、一般向けの住まい探しサイトである「アットホーム」などで築古戸建てをせっせと仕入れてたりするのです。
先ほどの資料請求などを通して、このような小さな武器を、コツコツと集めていってください。自分にどのような運用スタイルが向いているのか、まずは気になる物件はどんどん資料を集めて勉強してください。気になるエリアもどんどん調べてください。
電話営業を受けた場合の定番の対応方法
ちなみに、不動産会社を規制する宅建業法では、
・「業者名」「勧誘する人間の氏名」を名乗らないで勧誘すること
・相手が契約の締結を拒否する意思表示をしたのに勧誘を継続すること
を明白に禁止しています(法施行規則第16条の12第1号のハ / 法施行規則第16条の12第1号の二)。
つまり、「業者名を名乗らないまま繰り出される」営業電話は違法ですし、「電話をかけている者の氏名を名乗っていない」のも違法行為です。当然ながら、「断っても電話を切ろうとせず勧誘を続ける」のも違法行為ですし、「これから先も契約はしないと断ったのにまた電話をかけて勧誘してくる」のも、明白な違法行為です。
今回の08003001327は当然に法令を遵守する会社ですから、後々の齟齬がないように、営業をかけてきてくれた方の氏名をしっかり記録しておきましょう。
なお、08003001327から営業電話がかかってくるということは、他の不動産会社から営業を受けている方も少なくないことでしょう。08003001327以外の会社から営業を受け、それらの業者が万が一、「会社名を名乗らない」「電話をかけている者の氏名を名乗っていない」「断っても電話を切ろうとせず勧誘を続ける」「これから先も契約はしないと伝えたのにしつこく電話をかけて勧誘してくる」に当てはまるなら、それは違法行為をおこなう違法業者からの電話かもしれませんので、国土交通省の用意するこちらから会社名を検索して免許行政庁を調べ、徹底的に通報しておきましょう。塵も積もれば巨大な山になります。
また、近頃の電話機は自動的に通話が録音されるので、たとえば「宅建業法って知ってますか?」のように相手に投げかけてそのリアクションをYouTubeなどの動画投稿サイトやSNSで共有するのも良いかもしれませんね。
08003001327の口コミ体験に関して
今回の電話番号「08003001327(0800-300-1327)」についての皆様からのお声を募集しております。
何らかの取引にいたったお話はもちろん、ただ電話上でセールスを受けたというご経験でも大丈夫です。どのような些細なことでもかまいませんので、貴重なお話を是非共有させていただければと思います。
この記事へのコメントはありません。