「08005001812」は不動産の販売業者「株式会社東京日商エステム(澤敏光代表)」のセールス電話ですが、不動産投資はどんなに少額から始めても百万円単位の金銭負担が伴う世界です。よほどお金が有り余っているという状況でもない限り、まずはご自身のペースで勉強をして投資に踏み出すことが肝要ですので、以下、最新口コミと対応方法をご確認ください。
目次(お好きなところからご覧ください)
「08005001812」に寄せられた口コミを確認してみる
まず、この電話番号「08005001812」についての各種口コミを片っ端から確認していると、
・「東京日商エステムからの営業電話で、個人情報を法律にのっとって名簿業者から入手して売り込みしているそうです」
・「マンション経営のセールス電話」
・「投資用のマンションの熱血営業です」
などの「賃貸経営を薦めるセールス電話」で一致しています。買い取りではなく販売目的の電話ということで間違いないでしょう。
「売れ残り」と「掘り出し物」を見分けよう
不動産会社からのセールス電話はそのすべてが例外なく悪いというわけでもありません。利回りの良い収益物件を紹介してくれることも当然にあります。
とりわけ、物件を何回かすでに購入して「この人は良い物件さえ紹介すればすぐに買ってくれる」と信じてもらえている会社からは、営業電話で「掘り出し物」を頂戴できることがあります。すでに信頼関係があるからこそ出てくる物件です。そして、このような「掘り出し物」は、もしネット上に出ればすぐ完売する類の物件です。売れ残ってしまうことなどまずありません。本当に資産価値ある良い物件なんて秒で売れます。
一方で、まだ投資を知らない未経験者に対し、しかも付き合いもない名簿でしか知らない人間に対して、これからお金を生み出してくれる金の鶏のような物件を、皆が借金をしてでも欲しがるような物件を、人となりも知らぬ人間に突然電話で差し出すような営業がいたら、それは非常にラッキーな出来事です。これは100パーセントないとは明言できないので、この好機を見逃さないためにはやはり事前の勉強が必要となります。
その利回りは、実利回りですか?
見ず知らずの人間にセールス電話で薦めてくる物件が、実際のところどれくらいの掘り出し物でどれくらいの実利回りを確保できる物件なのかをまず確認する必要があります。今、「実利回りって何?」と意味がわからなかった方は、もう少し勉強したほうが良いかもしれません。実利回りというのは、「見せかけの表面利回り」ではなく、現実に運用した場合にかかる経費を差し引いた本当の利回りのことです。
もし、08005001812の利回りに以下の項目が含まれていなかったなら、是非確認してみてください。08005001812からの営業電話は非常に熱心ですから、下記項目について目安や概算値を電話でも即答してくれることでしょう。
・取得価格…販売価格に諸経費を合算した価格。販売価格の6%か7%くらい。仲介料、不動産取得税、登記費用など。
・入居率 or 空室率…100%ずっと満室などあり得ません。満室だけで計算された表面利回りは無意味。
・退去時広告費…次の入居者探しの広告費。管理会社によるが、家賃の二ヶ月分くらい。
・値下がり額幅…たいていの場合、購入価格とまったく同じ価格で売ることはできない。
・修繕積立金(共用部)…マンションの場合は必要。
・管理費(共用部)…マンションの場合は必要。
・火災保険…毎年かかります。
・固定資産税…毎年かかります。価格の1%前後、あるいは家賃の1-2か月分くらい。
・退去時のリフォーム代…退去時の美装費用。クロス、床、清掃費など。
・支払利息…融資の場合に必須。融資を受ける前提なのに利回り試算に利息負担を明記していない業者は駄目。
とにかく「自身のペースで」勉強しましょう
もし08005001812からの営業で不動産投資に関心を持ったとしても、それではといきなり日商エステムのペースで言われるがままに近くのカフェあたりで面談に臨んだりするよりは、まずは軽くでも良いので自身のペースで勉強してみてください。まるで無勉強なまま面談してまともな受け答えもできず、相手の話をほとんど一方的に聞くだけになっては、日商エステムに対して非常に失礼にもなります。
そもそも、一口に「不動産投資」といっても、大きくいくつかの特徴があります。たとえば、こちらの無料一括資料請求などでその主要な仕組みをあらかじめ理解しておくだけでも、日商エステムとのやり取りも、はるかに有意なものになります。前もってマンション経営の骨格をつかむことができますので。
初心者の方は特に、自身のペースで考えるようにしてください。営業の言葉をそのまま投資の教科書にするのでは営業している方にも失礼ですし、何より、自身のペースで自身の頭で考えて投資に踏み切らないと生き抜いていけません。
新築投資が向いている人、中古物件が向いている人
不動産投資と聞くと新築のイメージが濃いかもしれませんが、予算や目的に応じてさまざまな投資スタイルがあります。
たとえば、自身の居住用でなくあくまで運用だけの場合、意外と築古や中古物件のほうが手軽に手堅く始められる選択肢となります。特に、地方にある築古の戸建てなどは割と安定して掘り出し物が出てきます。なぜなら、地方の年配オーナーの物件は、「投資用」という意識もなく売りに出されることが珍しくないからです。投資用として探しているこちら側としては「おっ」となるような結構な掘り出し物があったりします。だからこそ、投資物件の紹介サイトではなく、一般向けの住まい探しサイトである「アットホーム」などで中古の一戸建てをせっせと仕入れてたりするのです。
先ほどの資料請求などを通して、このような小さな武器を、コツコツと集めていってください。自分にどのような運用スタイルが合っているのか、まずは気になる物件はどんどん資料を集めて勉強してください。気になるエリアもどんどん調べてください。
営業を受けた際の定番の対応方法
ちなみに、不動産業者を規制する宅建業法では、
・「業者名」「勧誘する者の氏名」を隠して勧誘をすること
・相手が契約締結を拒否する意思表示をしたのに勧誘を継続すること
をはっきりと禁止しています(法施行規則第16条の12第1号のハ / 法施行規則第16条の12第1号の二)。
つまり、「会社名を言わずに繰り出される」営業電話は違法ですし、「電話をかけている者の氏名を名乗っていない」のも違法行為です。当然、「断っても電話を切らずに勧誘を続ける」のも違法行為ですし、「これから先も契約はしないと断ったのにしつこく電話勧誘してくる」のも、明白な違法行為です。
今回の08005001812からかけてくる日商エステムは当然に法令を遵守する会社でしょうから、後々の齟齬がないよう、営業をかけてきてくれた方の名前をしっかり記録しておきましょう。
なお、日商エステムから勧誘を受けているということは、他の不動産会社から営業を受けている方も少なくないことでしょう。日商エステム以外の会社から営業を受け、それらの業者がもし、「業者名を名乗らないまま始まる」「自分の氏名を名乗らない」「断っても電話を切ろうとせず勧誘を続ける」「これから先も契約はしないと伝えたのにまた電話勧誘する」に当てはまるなら、それは違法行為をおこなう違法業者からの電話かもしれませんので、国土交通省が用意してあるこちらで業者名を検索して免許行政庁を調べ、片っ端から通報しましょう。塵も積もれば巨大な山となります。
また、近ごろは電話機でデフォルトで通話が録音されるので、たとえば「宅建業法って知ってます?」のように投げてみてその反応をYouTubeのような動画サイトやSNSで共有してみるのも良いかもしれません。
08005001812の口コミ体験について
日商エステムが使用している電話番号「08005001812(0800-500-1812)」についての口コミをお待ちしております。
何らかの取引にいたったお話はもちろんのこと、ただ電話でセールスを受けたというご経験でも大丈夫です。どのような些細なことでもかまいませんので、貴重な体験談を是非共有させていただければと思います。
この記事へのコメントはありません。