「08005006618」は不動産販売のセールス電話ですが、不動産経営はどれほどすくなくとも百万単位で金銭負担がある世界です。よほどお金を持て余して困っているという状況でもない限り、まずはご自身のペースで勉強をして投資に手を出すことが肝要ですので、以下、最新口コミと対応方法をご確認ください。
目次(お好きなところからご覧ください)
「08005006618」に寄せられた口コミから見えること
まず、今回の電話番号「08005006618」について口コミを片っ端から確認していると、
・「個人情報を法律にのっとって名簿業者から購入して売り込みしているとのことです」
・「不動産投資の売り込み電話です」
・「投資用のマンションを熱意みなぎる電話で売り込み」
・「マンション経営の熱意あふれるセールスでした」
という「不動産経営を薦める営業」で一致しています。買い取りではなくセールス目的の電話ということで間違いないでしょう。
「掘り出し物」か「売れ残り」かを見極めよう
不動産会社から営業があったからといって、そのどれもが悪いというわけではありません。良い収益物件を持ってきてくれることは当然にあります。
とりわけ、すでに何回か物件を購入していてそれなりに信頼関係がある会社からは、営業電話で「掘り出し物」をいただけることがあります。すでに信頼関係があるからこそ出てくる物件です。そして、このような「掘り出し物」は、もしネット上に公開されるとすぐに完売する類の物件です。売れ残ってしまうことなど絶対にありません。本当に資産価値のある良い物件など秒で売れます。
一方で、投資を経験したことがない者に対し、しかも付き合い無しの名簿でしか知らない人間に対して、これからお金を生み出していってくれる金の鶏のような物件を、誰もが借金してでも手に入れたがるような物件を、人となりすら知らない人間に突然電話で持っていくような営業がいたら、それはとんでもなくラッキーなことです。これは100パーセントないと明言できないので、このチャンスを見逃さないためにはやはり勉強が大切となります。
その利回り、実は表面利回りじゃないですか?
見ず知らずの人間に営業電話で薦めてくる物件が、実際のところどれくらいの掘り出し物でどれほどの実利回りが期待できる物件なのかをまず確認する必要があります。今、「実利回りって何だろう?」と意味がわからなかった方は、もう少し勉強したほうが良いかもしれません。実利回りというのは、「見せかけだけの表面利回り」ではなく、実際に運用した場合にかかるコストを差し引いた本当の利回りのことです。
もし、08005006618が言う利回りに次の項目が含まれていなかったなら、是非質問してください。08005006618でかけてくる営業電話は非常に熱心ですから、これらについて目安や概算値を電話上でも即答してくれることでしょう。
・取得価格…販売価格に諸経費を合算した価格。おおよそ販売価格の6%か7%くらい。仲介料、不動産取得税、登記費用など。
・入居率 or 空室率…100%ずっと満室などあり得ません。満室だけで試算された表面利回りは無意味。
・退去時広告費…次の入居者探しにかかる広告費。管理会社によるが、家賃の二ヶ月分くらい。
・値下がり額幅…普通は買った価格とまったく同じ価格で売ることはできない。
・修繕積立金(共用部)…マンションの場合は必要。
・管理費(共用部)…マンションの場合は必要。
・火災保険…毎年かかります。
・固定資産税…毎年かかります。価格の1%前後、あるいは家賃の1-2か月分くらい。
・退去時のリフォーム代…退去時の美装費用。クロス、床、清掃費など。
・支払利息…現金買いではない融資の場合に必須。融資を受ける前提なのに利回り試算に利息負担を明記していない業者はNG。
とにかく「自身のペースで」学びましょう
もし08005006618からの電話で不動産投資に興味を持ったとしても、それではといきなり言われるがままに近くの喫茶店あたりで面談に臨んだりするよりは、まずは簡単にでも良いので自身のペースで勉強してみてください。いきなり無勉強なまま面談してまともな質問もできず、相手の説明をほとんど一方的に聞くだけになっては、相手に対して非常に失礼にもなります。
そもそも、一概に「不動産投資」といっても、大きくいくつかの特徴があります。たとえば、こちらの無料一括資料請求などでその主要な仕組みをあらかじめ理解しておくだけでも、やり取りもがはるかに有意なものになります。前もってマンション経営の骨格をつかむことができますので。
初心者の方は特に、自身のペースで考えるようにしてください。営業の言葉をそのまま投資の教科書にするのでは営業している方にも失礼ですし、何より、自身のペースで自身の頭で考えて投資に踏み切らないと生き抜いていけません。
新築投資が良いとは限らない
不動産投資と聞くと新築のイメージが強いかもしれませんが、目的や予算に応じたさまざまな投資スタイルがあります。
たとえば、自分で住むわけではなくあくまで運用一辺倒であるなら、意外と築古や中古物件のほうが手軽に手堅く始められる選択肢となります。特に、地方にある築古戸建てなどは今でも安定して掘り出し物が出てきます。なぜなら、地方の年配オーナーの物件は、「投資用」という意識もなく売りに出されることがあるからです。投資用として探しているこちら側としては「おっ」となるような結構な掘り出し物があったりします。だからこそ、投資物件の紹介サイトなどではなく、一般向けの住まい探しサイトである「アットホーム」などで中古の一戸建てをせっせと仕入れてたりするのです。
先ほどの資料請求などを通して、このような小さな武器を、コツコツと集めていってください。自分にどのような運用スタイルが向いているのか、まずは気になる物件はどんどん資料を集めて勉強してください。気になるエリアもどんどん調べてください。
営業を受けた場合の定番の対応方法
ちなみに、不動産販売業者を規制する宅建業法では、
・「会社名」「勧誘する者の氏名」を伏せて勧誘すること
・相手が契約締結を拒否する意思表示をしたのに勧誘を継続すること
をはっきり禁じています(法施行規則第16条の12第1号のハ / 法施行規則第16条の12第1号の二)。
つまり、「業者名を名乗らないまま始まる」営業電話は違法ですし、「電話をかけている者の氏名を名乗っていない」のも違法です。言うまでもなく、「断ったのに電話を切らないで勧誘を続ける」のも違法行為ですし、「今後も契約はしないと断ったのにまた電話勧誘する」のも、明らかな違法行為です。
今回の08005006618は当然に法令を遵守する会社ですから、後々に齟齬が生じないように、営業をかけてきてくれた方の氏名をしっかり記録しておきましょう。
なお、08005006618から営業があるということは、他の不動産会社から営業を受けている方も少なくないことでしょう。08005006618以外の会社から営業を受け、それらの業者が万が一にも、「業者名を言わずに始まる」「自分の氏名を名乗っていない」「断っても電話を切ろうとせず勧誘を続ける」「これから先も契約はしないと断ったのにしつこく電話勧誘する」に当てはまるのであれば、それは違法行為をおこなう違法業者かもしれませんので、国土交通省が用意してあるこちらから業者名検索をして免許行政庁を調べ、一つ残らず通報しておきましょう。チリも積もれば大きな山と化します。
また、近頃の電話機は勝手に通話が録音されるので、たとえば「宅建業法はご存じですか?」と投げかけてその対応をSNSやYouTubeで共有するのも良いかもしれません。
08005006618の体験談に関して
今回の電話番号「08005006618(0800-500-6618)」の口コミをお待ちしております。
何らかの取引をした体験談はもちろん、ただ電話口で話をしたというご経験でも大丈夫です。どのような些細なことであってもかまいませんので、貴重な体験談を是非共有させていただければと思います。
この記事へのコメントはありません。