「08006001101」は不動産販売会社の飛び込みセールス電話ですが、実はその仕組み上、特に未経験の方がこの手の営業電話によって不動産投資をスタートさせることはあまり好ましいことではありません。不動産投資はどう少なくても百万円単位での金銭負担が生じる世界です。以下、最新の口コミと対応方法をご確認ください。
目次(お好きなところからご覧ください)
「08006001101」への口コミや苦情を確認してみる
まず、この電話番号「08006001101」について投稿されている口コミを徹底的に確認してみると、
・「マンション経営の飛び込みセールス」
・「税金対策で不動産投資をしましょうという、不動産の押し売り営業」
・「マンション投資の飛び込み営業」
という「不動産投資営業」で一致しています。同時に、こちらの都合を考えない一方的な迷惑電話であるとの声も実に多く散見されます。正直なところこの迷惑電話という時点でもあまりお薦めできませんが、次に営業電話の仕組みからもお薦めしかねる理由を解説します。
異常にしつこい場合「売れ残っている物件」の可能性も
もちろん、不動産会社から営業電話があったからといっても、すべてが例外なく注意すべきというわけではありません。すでに物件を何度か購入して「この人は良い物件ならすぐに買ってくれる」と信頼されている会社からは、「掘り出し物」の営業電話を頂戴できることがあります。信頼関係があるからこそ出てくる物件です。そして、このような「掘り出し物」は、もしネット上に公開されるとすぐ完売間違いなしの物件です。売れ残ってしまうことなどまずありません。
一方で、まだ投資を知らない初心者に対し、しかも付き合いもない名簿でしか知らない人間に対して、これから長くお金を生み出していってくれる金の鶏のような物件を、誰もが借金をしてまで欲しがるような物件を、人となりすら知らない人間にいきなり持っていくでしょうか。私だったらそのようなことはしません。もっと他に優先度の高いお客様がいるはずですから。
本当に資産価値ある良い物件など秒で買い手が付きますから、しつこく営業電話が繰り返されれば繰り返されるほど、それは不人気物件の可能性が濃厚になります。それなのに、たとえば年収がせいぜい1,000万円くらいで「自分は非公開物件にふさわしいと選ばれたにちがいない!」と勘違いすると痛い目に遭います。これはただ、ローンを組ませられるから選んでいるという事情が大きいです。また、「節税が目当ての赤字にする物件」でも事情は同じです。不動産での会計上の赤字分を本業の所得と損益通算しても、どう見ても数年後には節税できる金額を超えた持ち出しが発生しそうな物件は、売れ残ります。
悪質な電話勧誘にとるべき対応方法
不動産販売会社を規制する宅建業法では、
・「会社名」「勧誘する者の氏名」を隠して勧誘をすること
・相手が契約を締結しない意思表示をしたのに勧誘を続けること
をはっきり禁止しています(法施行規則第16条の12第1号のハ / 法施行規則第16条の12第1号の二)。
つまり、「会社名を名乗らないまま始まる」営業電話は違法ですし、「自分の氏名を名乗っていない」のも違法です。
当然に、「断っても電話を切らないで勧誘を続ける」のも違法行為ですし、「今後も契約はしないと断ったのにしつこく電話勧誘してくる」のも、明確な違法行為です。
万が一にも、「業者名を名乗らないまま始まる」「自分の氏名を名乗らない」「断っても電話を切らずに勧誘を続ける」「今後も契約はしないと伝えたのにまた電話勧誘してくる」に当てはまる場合、それは違法行為をおこなう違法業者からの電話かもしれませんので、国土交通省が用意しているこちらで会社名を検索して免許行政庁を確認し、片っ端から通報しましょう。チリも積もれば巨大な山と化します。
また、近頃の電話機は自動で通話が録音されるので、たとえば「宅建業法って知ってますか?」のように相手に投げてみてその対応をYouTubeやSNSで共有するのも良いかもしれません。
警戒すべきセールスの見分け方
そもそも、営業電話で会ったことすらない人間に薦めてくる物件が、現実的にどれほどの実利回りが確保できる物件なのかを考えなければなりません。今、「実利回りって何?」と言葉の意味がわからなかった方は、手を出さないほうが良いでしょう。実利回りというのは、うわっつらの表面利回りではなく、実際に運用した場合にかかるコストを差し引いた本当の利回りのことです。相手に考える暇を与えないゴリ押しスタイルの不動産会社は、表面利回りばかりを見せたがります。
もし、08006001101の言う利回りに以下の項目が一つでも含まれていなかったなら、是非確認してください。これらについて概算値や目安を電話で言えない、言いよどむ、あるいは「近くでお会いしてその際にでもお話を」などの反応があったなら、話を進めるのは控えたほうが良いと思います。
・取得価格…販売価格に諸経費を加算した価格。大体販売価格の6%か7%くらい。仲介料に不動産取得税、登記費用など。
・入居率 or 空室率…100%ずっと満室などあり得ません。満室のみで試算された表面利回りは無意味。
・退去時広告費…次の入居付けの広告費。管理会社次第だが、家賃の二ヶ月分くらい。
・値下がり額幅…通常は購入した価格とまったく同じ価格で売ることはできない。
・修繕積立金(共用部)…マンションの場合は必要。
・管理費(共用部)…マンションの場合は必要。
・火災保険…毎年かかります。
・固定資産税…毎年かかります。価格の1%前後、あるいは家賃の1-2か月分くらい。
・退去時のリフォーム代…退去時の美装費用。クロス、床、清掃費など。
・支払利息…現金買いではなく融資の場合に必須。融資を受ける前提なのに利回り試算に利息負担を明記していない業者はダメ。
とにかく「自身のペースで」学びましょう
もし08006001101から勧誘されて不動産投資に興味がわいたとしても、それではといきなり相手のペースで言われるがままに面談に臨んだり腕力営業と対峙するよりは、まずは軽くでも良いので自身のペースで勉強してみてください。この「自身のペースで」というのは本当に大切なことです。自身でまだ相場観も身についていない段階で、腕力営業の懐に飛び込んでいくのは好ましくありません。
私自身もBRIというマンション販売業者から飛び込み営業の電話を受けたことがありますが、「申し訳ないです、投資に興味がないんですよ」とお断りしても、「では、投資に興味がないかあるかも含めて、一度お会いしてお話を」などともはやまったく日本語が通じない強引な腕力営業を受けて戸惑いました。
初心者の方は特に、自身のペースで考えるようにしてください。考えるスキを与えないような営業に引っ張られてはいけません。腕力営業の言葉を投資の教科書にするのではなく、自身のペースで自身の頭で考えて投資に踏み切ってください。
新築投資が向いている人、中古物件が向いている人
不動産投資と聞くと新築ばかりが頭に浮かぶかもしれませんが、予算や目的に応じてさまざまな投資スタイルがあります。
たとえば、自分が住むわけではなくあくまで運用限定であれば、意外と築古や中古物件のほうが手軽に手堅く始められる選択肢となります。特に、地方の築古戸建てなどは割と安定して掘り出し物が出てきます。なぜなら、地方の年配の方が持っている物件は、「投資用」という意識もなく売りに出されることがあるからです。投資用として探しているこちら側としては「うわっ」となるような結構な掘り出し物があったりします。だからこそ、投資物件の紹介サイトではなく、一般向けの住まい探しサイトである「アットホーム」などでせっせと仕入れてたりするのです。
また、太陽光発電のように先行者利益よろしく攻めたいのなら、たとえばこちらは少し違う投資スタイルで、電話営業に頼ることもせず実績を上げています。リモートの簡単な無料Webセミナーでもこの手法のツボがわかるので、自分の向き不向きもわかります。向いていないとわかっても、世の中にはこういう切り口もあるのだと知っておくだけでも武器になるでしょう。
このような小さな武器を、コツコツと集めていってください。ご自身にどのような運用スタイルが合っているのか、まずは気になる物件はどんどん資料を集めて勉強してください。気になるエリアもどんどん調べてください。くれぐれも、右も左もわからないままいきなり腕力営業全開の面談に応じて囲い込まれないように気をつけてください。
08006001101の口コミ・体験談に関して
電話番号「08006001101(0800-600-1101)」に対しての皆様からのお声を募集中です。
何らかの取引をしたお話はもちろんのこと、ただ電話口で話をしたというご経験でも大丈夫です。どのような些細なことであってもかまいませんので、貴重なお話を是非共有させてください。
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