「08007009637」は不動産販売の飛び込みセールス電話ですが、賃貸経営はいくら少額から始めても百万単位で金銭負担が伴う世界です。よほどお金が有り余っているという状況でもない限り、まずはご自身のペースで勉強をして投資に手を出すことが肝要ですので、以下、最新口コミと対応方法をご確認ください。
目次(お好きなところからご覧ください)
「08007009637」に寄せられた口コミから見えること
まず、この電話番号「08007009637」について投稿された各種口コミをくまなく確認してみると、
・「マンションの熱血セールスでした」
・「投資用不動産の情熱みなぎるセールス」
・「マンション経営の熱意あふれるセールス」
などの「不動産経営を薦めるセールス電話」で一致しています。買い取りではなくセールス目的の電話ということで間違いないでしょう。
「売れ残り」と「掘り出し物」を見分けよう
不動産会社からの営業電話はそのどれもが注意すべきというわけではありません。良い収益物件を持ってきてくれることも当然にあります。
とりわけ、何度か物件を購入して「この人は良い物件ならすぐに買ってくれる」と信頼されている会社からは、営業電話で「掘り出し物」を頂戴できることがあります。すでに信頼関係があるからこその物件です。そして、このような「掘り出し物」は、もしネット上に出れば即完売間違いなしの物件です。売れ残ることなど到底あり得ません。本当に資産価値がある良い物件など秒で買い手が付きます。
一方で、投資を経験したことがない者に対し、しかも付き合い無しの名簿でしか知らない人間に対して、これからお金を生み出していってくれる金の鶏のような物件を、誰もが借金を背負ってでも欲しがる物件を、人となりすら知らぬ人間にいきなり電話で差し出すような営業がいたら、それは非常にラッキーな出来事です。これは100パーセントないとは明言できないので、このチャンスを見逃さないためにはやはり勉強が大切となります。
その利回り、まさか表面利回りですか?
会ったことすらない人間に飛び込みセールスで薦めてくる物件が、現実的にどれくらい掘り出し物でどれくらいの実利回りが確保できる物件なのかをまず把握する必要があります。今、「実利回りって何?」と言葉の意味がわからなかった方は、もう少し勉強したほうが良いかもしれません。実利回りというのは、「見せかけの表面利回り」ではなく、現実に運用を開始した場合に必要な経費を差し引いた本当の利回りのことです。
もし、08007009637が提示する利回りに以下の項目が含まれていなかったなら、是非質問してみてください。08007009637でかけてくる営業電話はとっても熱心ですから、下記についての目安や概算値を電話でも即答してくれるに違いありません。
・取得価格…販売価格に諸経費を追加した価格。大体販売価格の6%か7%くらい。仲介料や不動産取得税、登記費用など。
・入居率 or 空室率…100%ずっと満室などあり得ません。満室だけで計算された表面利回りは無意味。
・退去時広告費…次の入居付けに必要な広告費。管理会社次第だが、家賃の二ヶ月分くらい。
・値下がり金額幅…通常は買った価格と同じ価格で売ることはできない。
・修繕積立金(共用部)…マンションの場合は必要。
・管理費(共用部)…マンションの場合は必要。
・火災保険…毎年かかります。
・固定資産税…毎年かかります。価格の1%前後、あるいは家賃の1-2か月分くらい。
・退去時のリフォーム代…退去時の美装費用。クロス、床、清掃費など。
・支払利息…融資の場合に必須。融資を受ける前提なのに利回り試算に利息負担を明記していない業者は無視して良いレベルです。
まず「自身のペースで」勉強しましょう
もし08007009637からの電話で不動産投資に関心が出てきたとしても、それではといきなり言われるがままに近くの喫茶店あたりで面談に臨んだりするよりは、まずは簡単にでも良いので自身のペースで勉強してみてください。いきなり無勉強なまま面談してまともな受け答えもできず、相手の話すことをほとんど一方的に聞くだけになっては、相手に対して非常に失礼にもなります。
そもそも、一口に「不動産投資」といっても、大きくいくつかの特徴があります。たとえば、こちらの無料一括資料請求などでその主要な仕組みを前もって理解しておくだけでも、やり取りもがはるかに有意なものになります。あらかじめマンション経営の骨格をつかむことができますので。
初心者の方は特に、自身のペースで考えるようにしてください。営業の言葉をそのまま投資の教科書にするのでは営業している方にも失礼ですし、何より、自身のペースで自身の頭で考えて投資に踏み切らないと生き抜いていけません。
新築投資が向いている人、中古物件が向いている人
不動産投資と聞くと新築ばかりが頭に浮かぶかもしれませんが、目的や予算に応じたさまざまな投資スタイルがあります。
たとえば、自身の居住用でなくあくまで運用一辺倒であるなら、意外と中古や築古物件のほうが手軽に手堅く始められる選択肢だったりもします。特に、地方で築古戸建てなどは今でも掘り出し物が出続けています。なぜなら、地方の年配オーナーの物件は、「投資用」という意識もなく売りに出されることが珍しくないからです。投資用として探しているこちら側としては「うわっ」となるような結構な掘り出し物があったりします。だからこそ、投資物件の紹介サイトなどではなく、普通の住まい探しサイトである「アットホーム」などで築古戸建てをせっせと仕入れてたりするのです。
先ほどの資料請求などを通して、このような小さな武器を、コツコツと集めていってください。ご自身にどのような運用スタイルが向いているのか、まずは気になる物件はどんどん資料を集めて勉強してください。気になるエリアもどんどん調べてください。
電話営業を受けた場合の定番の対応方法
ちなみに、不動産業者を規制する宅建業法では、
・「業者名」「勧誘を行う人間の氏名」を隠して勧誘をすること
・相手が契約締結を拒否する意思表示をしたのに勧誘を継続すること
をはっきり禁じています(法施行規則第16条の12第1号のハ / 法施行規則第16条の12第1号の二)。
つまり、「業者名を名乗らずにいきなり始まる」営業電話は違法ですし、「電話をかけている人間の氏名を名乗らない」のも違法行為です。当然ながら、「断っても電話を切ろうとせず勧誘を続ける」のも違法行為ですし、「これから先も契約はしないと伝えたのに何度も電話勧誘してくる」のも、明らかな違法行為です。
今回の08007009637は当然に法令を遵守する会社でしょうから、後々に齟齬が生じないように、営業をかけてきてくれた方の名前をしっかり記録しておきましょう。
なお、08007009637から勧誘を受けているということは、他の不動産会社から営業を受けている方も少なくないことでしょう。08007009637以外の会社から営業を受け、それらの業者がもし、「業者名を名乗らないまま始まる」「電話をかけている者の氏名を名乗っていない」「断ったのに電話を切らずに勧誘を続ける」「今後も契約はしないと伝えたのにまた電話勧誘してくる」に当てはまるなら、それは違法行為をおこなう違法業者からの電話かもしれませんので、国土交通省が用意しているこちらから会社名を検索して免許行政庁を調べ、片っ端から通報しましょう。塵も積もれば大きな山となります。
また、近ごろは電話でデフォルトで通話が録音されるので、たとえば「宅建業法ってご存じですか?」のように相手に問いかけてそのリアクションをYouTubeなどの動画サイトやSNSで共有してみるのも良いかもしれませんね。
08007009637の利用体験について
今回の電話番号「08007009637(0800-700-9637)」に対しての皆様からのお声を募集中です。
何らかの取引をした体験談はもちろんのこと、ただ電話口でセールスを受けたというご経験でも大丈夫です。どのような些細なことでもかまいませんので、貴重なお話を是非共有させてください。
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