「08007775607」は不動産販売会社「株式会社日商エステム(浅井悦裕代表)」の営業電話ですが、不動産運用はどう少なくても百万円単位での金銭負担が求められる世界です。よほどお金が有り余っているという状況でもない限り、まずはご自身のペースで勉強をして投資に踏み出すことが肝要ですので、以下、最新の口コミと対応方法をご確認ください。
「08007775607」に寄せられた口コミから見えること
まず、この電話番号「08007775607」への各種口コミを確認していると、
・「個人情報を名簿業者から合法的に購入して売り込みしているとのことでした」
・「日商エステムという感じの不動産会社」
・「不動産投資の飛び込みセールスです」
・「投資用不動産の情熱あふれる売り込みでした」
などの「不動産投資営業」で一致しています。買い取りではなく販売目的の電話ということで間違いないでしょう。
「掘り出し物」か「売れ残り」かを見極めよう
不動産会社からセールス電話があったからといって、そのすべてが注意すべきというわけではありません。利回りの良い収益物件を紹介してくれることは当然にあります。
とりわけ、すでに何度か物件を購入していて「この人は良い物件さえ紹介すればすぐ買ってくれる」と信頼されている会社からは、営業電話で「掘り出し物」を紹介してくれることがあります。すでに信頼関係があるからこその物件です。そして、このような「掘り出し物」は、もしネット上に出れば即座に完売する類の物件です。売れ残ってしまうことなど絶対にありません。本当に資産価値がある良い物件など秒で買い手が付きます。
一方で、まだ投資経験もない人間に対し、しかも付き合い一切無しで名簿でしか知らない人間に対して、これから長くお金を生み出していってくれる金の鶏のような物件を、皆が借金をしてまで欲しがるような物件を、人となりも知らぬ人間にいきなり電話で持っていくような営業がいたら、それはこの上なく幸運です。これは100パーセントないとは言い切れないので、この好機を見逃さないためにはやはり事前の備えが大切となります。
まさか表面利回りで投資を語っていませんか?
会ったことすらない人間に対し飛び込み営業で薦めてくる物件が、現実にどれほど掘り出し物でどれくらいの実利回りが期待できる物件なのかをまず確認する必要があります。今、「実利回り?」と意味がわからなかった方は、もう少し勉強したほうが良いかもしれません。実利回りというのは、「うわっつらの表面利回り」ではなく、実際に運用した場合にかかる経費を差し引いた本当の利回りのことです。
もし、08007775607が説明する利回りに次の項目が含まれていなかったなら、是非確認してみてください。08007775607からの営業電話はとても熱心ですから、これらについての目安を電話上でも即答してくれるはずです。
・取得価格…販売価格に諸経費を追加した価格。おおよそ販売価格の6%か7%くらい。仲介料に不動産取得税、登記費用など。
・入居率 or 空室率…100%ずっと満室など絶対にあり得ません。満室のみで計算された表面利回りは無意味。
・退去時広告費…次の入居者探しにかかる広告費。管理会社次第だが、家賃の二ヶ月分くらい。
・値下がり幅幅…たいていの場合、購入価格と同じ価格で売ることはできない。
・修繕積立金(共用部)…マンションの場合は必要。
・管理費(共用部)…マンションの場合は必要。
・火災保険…毎年かかります。
・固定資産税…毎年かかります。価格の1%前後、あるいは家賃の1-2か月分くらい。
・退去時のリフォーム代…退去時の美装費用。クロス、床、清掃費など。
・支払利息…現金買いではない融資の場合に必須。融資を受ける前提なのに利回り試算に利息負担を明記していない業者は無視して良いレベルです。
まずは「自身のペースで」学んでください
もし08007775607からセールスを受けて不動産投資に関心が出てきたとしても、それではといきなり日商エステムのペースで言われるがままに近くの喫茶店あたりで面談に臨んだりするよりは、まずは簡単にでも自身のペースで勉強してみてください。まるで無勉強なまま面談してまともな質問もできず、相手の言うことをほとんど一方的に聞くだけになっては、日商エステムに対して非常に失礼にもなります。
そもそも、一概に「賃貸経営」といっても、大きくいくつかの特徴があります。たとえば、こちらの無料一括資料請求などでその主要な仕組みを前もって理解しておくだけでも、日商エステムとのやり取りも、はるかに有意なものになります。事前にマンション経営の骨格をつかむことができますので。
初心者の方は特に、自身のペースで考えるようにしてください。営業の言葉をそのまま投資の教科書にするのでは営業している方にも失礼ですし、何より、自身のペースで自身の頭で考えて投資に踏み切らないと生き抜いていけません。
新築投資が良いとは限らない
不動産投資と聞くと新築マンションのイメージが濃いかもしれませんが、目的や予算に応じたさまざまな投資スタイルがあります。
たとえば、自身の居住目的ではなくあくまで運用のみの場合、意外と築古や中古物件のほうが手軽に手堅く始められる選択肢となります。特に、地方にある築古戸建てなどは今でも掘り出し物が出続けています。なぜなら、地方の年配オーナーの物件は、「投資用」という意識もなく売りに出されることがあるからです。投資用として探しているこちら側としては「うわっ」となるような結構な掘り出し物があったりします。だからこそ、投資物件の紹介サイトなどではなく、普通の住まい探しサイトである「アットホーム」などでせっせと仕入れてたりするのです。
先ほどの資料請求などを通して、このような小さな武器を、コツコツと集めていってください。ご自身にどのような運用スタイルが向いているのか、まずは気になる物件はどんどん資料を集めて勉強してください。気になるエリアもどんどん調べてください。
電話営業での定番の対応方法
ちなみに、不動産会社を規制する宅建業法では、
・「会社名」「勧誘する者の氏名」を伏せて勧誘をすること
・相手が契約の締結を拒否する意思表示をしたのに勧誘を続けること
を明確に禁止しています(法施行規則第16条の12第1号のハ / 法施行規則第16条の12第1号の二)。
つまり、「会社名を名乗らないまま始まる」営業電話は違法ですし、「電話をかけている者の氏名を名乗っていない」のも違法です。当然に、「断ったのに電話を切らずに勧誘を続ける」のも違法行為ですし、「これから先も契約はしないと断ったのに何度も電話勧誘する」のも、まさしく違法行為です。
今回の08007775607からかけてくる日商エステムは当然に法令を遵守する会社でしょうから、後々に齟齬が生じないように、営業をかけてきてくれた方の氏名をしっかり記録しておきましょう。
なお、日商エステムから勧誘を受けているということは、他の不動産会社から営業を受けている方も少なくないことでしょう。日商エステム以外の会社から営業を受け、それらの業者が万が一にも、「業者名を名乗らないまま繰り出される」「電話をかけている者の氏名を名乗らない」「断っても電話を切らずに勧誘を続ける」「これから先も契約はしないと伝えたのに何度も電話勧誘する」に該当する場合、それは違法行為をおこなう違法業者の可能性があるので、国土交通省が用意するこちらで会社名を検索して免許行政庁を確認し、片っ端から通報しましょう。塵も積もれば巨大な山になります。
また、近ごろは電話で勝手に通話が録音されるので、たとえば「宅建業法を知ってますか?」のように電話の向こうに問いかけてその反応をYouTubeなどの動画サイトやSNSで共有してみるのも良いかもしれません。
08007775607の利用体験について
日商エステムが使っている電話番号「08007775607(0800-777-5607)」に対しての口コミを募集中です。
何らかの取引にいたったお話はもちろんのこと、ただ電話上で会話をしたというご経験でも大丈夫です。どのような些細なことであってもかまいませんので、貴重な体験談を是非共有させていただければ幸いです。
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