「08008883203」は不動産の販売のセールス電話ですが、賃貸経営はいくら少額からスタートしても百万単位は金銭負担が伴う世界です。よほどお金が有り余っているという状況でもない限り、まずはご自身のペースで勉強をして投資に手を出すことが肝要ですので、以下、最新口コミと対応方法をご確認ください。
目次(お好きなところからご覧ください)
「08008883203」に対する口コミからわかること
まず、今回の電話番号「08008883203」について投稿されている口コミを子細に確認していると、
・「日商エステムです。名簿業者から個人情報を合法的に入手して売り込みしているとのこと」
・「不動産投資の営業です」
・「投資用不動産の熱心なセールス電話」
などの「賃貸経営の営業電話」で一致しています。買い取りではなくセールス目的の電話ということで間違いないでしょう。
「掘り出し物」か「売れ残り」かを見極める
不動産会社からのセールス電話はすべてが例外なく断るべきというわけでもありません。良い収益物件を紹介してくれることも当然にあります。
とりわけ、何回か物件をすでに購入していて信頼関係がある会社からは、「掘り出し物」を営業電話で紹介していただけることがあります。すでに信頼関係があるからこそ出てくる物件です。そして、このような「掘り出し物」は、もしネット上に出ると即座に完売することになる物件です。売れ残ることなどまずありません。本当に資産価値がある良い物件は秒で売れます。
一方で、まだ投資をしたことがない人間に対し、しかも付き合いもない名簿でしか知らない人間に対して、この先お金を生み出していってくれる金の鶏のような物件を、誰もが借金してでも入手したがる物件を、人となりすら知らない人間に突然電話で持っていくような営業がいたら、それは非常にラッキーなことです。これは絶対にないと言い切れないので、このチャンスを見逃さないためにはやはり事前の勉強が欠かせません。
表面利回りではなく実利回りを意識しよう
見ず知らずの人間にセールス電話で薦めてくる物件が、実際にどれほど掘り出し物でどれほど実利回りが確保できる物件なのかをまず確認する必要があります。今、「実利回りって?」と意味がわからなかった方は、もう少し勉強したほうが良いかもしれません。実利回りというのは、「見せかけだけの表面利回り」ではなく、現実に運用すると必要になるコストを差し引いた本当の利回りのことです。
もし、08008883203の説明する利回りに以下の項目が含まれていなかったなら、是非質問してください。08008883203でかけてくる営業電話は非常に熱心ですから、これらについて概算値や目安を電話でも即答してくれることでしょう。
・取得価格…販売価格に諸経費を加算した価格。大体販売価格の6%か7%くらい。仲介料や不動産取得税、登記費用など。
・入居率 or 空室率…100%ずっと満室などあり得ません。満室だけで試算された表面利回りは無意味。
・退去時広告費…次の入居者を探す広告費。管理会社によるが、家賃の二ヶ月分くらい。
・値下がり幅幅…たいていの場合、買った価格とまったく同じ価格で売ることはできない。
・修繕積立金(共用部)…マンションの場合は必要。
・管理費(共用部)…マンションの場合は必要。
・火災保険…毎年かかります。
・固定資産税…毎年かかります。価格の1%前後、あるいは家賃の1-2か月分くらい。
・退去時のリフォーム代…退去時の美装費用。クロス、床、清掃費など。
・支払利息…現金買いではなく融資の場合は必須。融資なのに利回り試算に利息負担を明記していない業者は無視して良いレベルです。
まずは「自身のペースで」学びましょう
もし08008883203から営業を受けて不動産投資に関心が出てきたとしても、それではといきなり言われるがままに近くの喫茶店あたりで面談に臨んだりするよりは、まずは軽くでも良いので自身のペースで勉強してみてください。いきなり無勉強なまま面談してまともな受け答えもできず、相手の説明をほとんど一方的に聞くだけになっては、相手に対して非常に失礼にもなります。
そもそも、一口に「マンション投資」といっても、大きくいくつかの特徴があります。たとえば、こちらの無料一括資料請求などでその主要な仕組みを事前に理解しておくだけでも、やり取りもがはるかに有意なものになります。前もってマンション経営の骨格をつかむことができますので。
初心者の方は特に、自身のペースで考えるようにしてください。営業の言葉をそのまま投資の教科書にするのでは営業している方にも失礼ですし、何より、自身のペースで自身の頭で考えて投資に踏み切らないと生き抜いていけません。
新築投資が良いとは限らない
不動産投資と聞くと新築のイメージが強いかもしれませんが、目的や予算に応じてさまざまな投資スタイルがあります。
たとえば、自身の居住用でなくあくまで運用限定であるなら、意外と中古や築古物件のほうが手軽に手堅く始められる選択肢となります。特に、地方にある築古戸建てなどは割と安定的に掘り出し物が出続けています。なぜなら、地方で年配オーナーが持つ物件は、「投資用」という意識もなく売りに出されることが珍しくないからです。投資用として探しているこちら側としては「うわっ」となるような結構な掘り出し物があったりします。だからこそ、投資物件用のサイトよりも、一般の方向けの住まい探しサイトである「アットホーム」などでせっせと仕入れてたりするのです。
先ほどの資料請求などを通して、このような小さな武器を、コツコツと集めていってください。自分にどのような運用スタイルが向いているのか、まずは気になる物件はどんどん資料を集めて勉強してください。気になるエリアもどんどん調べてください。
電話営業での定番の対応方法
ちなみに、不動産会社を規制する宅建業法では、
・「会社名」「勧誘を行う人間の氏名」を伏せて勧誘をすること
・相手が契約締結を拒否する意思表示をしたのに勧誘を継続すること
をはっきり禁じています(法施行規則第16条の12第1号のハ / 法施行規則第16条の12第1号の二)。
つまり、「会社名を名乗らないまま始まる」営業電話は違法ですし、「電話をかけている者の氏名を名乗らない」のも違法行為です。もちろん、「断っても電話を切らずに勧誘を続ける」のも違法行為ですし、「今後も契約はしないと断ったのにまた電話をかけて勧誘してくる」のも、明らかに違法行為です。
今回の08008883203は当然に法令を遵守する会社でしょうから、後々の齟齬がないよう、営業をかけてきてくれた方の氏名をしっかり記録しておきましょう。
なお、08008883203から営業電話がかかってくるということは、他の不動産会社から営業を受けている方も少なくないことでしょう。08008883203以外の会社から営業を受け、それらの業者が万が一、「業者名を名乗らずに繰り出される」「自分の氏名を名乗らない」「断ったのに電話を切らずに勧誘を続ける」「これから先も契約はしないと伝えたのに何度も電話勧誘してくる」に該当するのであれば、それは違法行為をおこなう違法業者かもしれないので、国土交通省が用意するこちらから業者名検索をして免許行政庁を調べ、徹底的に通報しましょう。塵も積もれば巨大な山と化します。
また、近ごろは電話機でデフォルトで通話が録音されるので、たとえば「宅建業法を知ってますか?」のように電話の向こうに投げてみてそのリアクションをYouTubeやSNSで共有してみるのも良いかもしれません。
08008883203の口コミ体験談について
今回の電話番号「08008883203(0800-888-3203)」の皆様からのお声を募集しております。
何らかの取引をしたお話はもちろん、ただ電話口で営業を受けたというご経験でも大丈夫です。どのような些細なことでもかまいませんので、貴重なお話を是非共有させていただければと思います。
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