「08008883216」は不動産販売「日商エステム」の飛び込みセールス電話ですが、賃貸経営はどう少なくても百万単位で金銭負担が生じる世界です。よほどお金が有り余って困っているという状況でもない限り、まずはご自身のペースで勉強をして投資に手を出すことが肝要ですので、以下、最新の口コミと対応方法をご確認ください。
目次(お好きなところからご覧ください)
「08008883216」に寄せられた声から見えること
まず、今回の電話番号「08008883216」について投稿された各種口コミを片っ端から確認してみると、
・「名簿業者から個人情報を合法的に入手して営業しているとのこと」
・「マンションの飛び込みセールス電話」
・「投資用のマンションの熱心な営業電話でした」
・「不動産投資の熱血営業です」
などの「不動産投資営業」で一致しています。買い取りではなくセールス目的の電話ということで間違いないでしょう。
「売れ残り」と「掘り出し物」を見分ける
不動産会社からのセールス電話はそのどれもが注意すべきというわけでもありません。良い収益物件を紹介してくれることは当然にあります。
とりわけ、何回か物件をすでに購入して良いお付き合いができている会社からは、営業電話で「掘り出し物」を頂戴できることがあります。すでに信頼関係があるからこその物件です。そして、このような「掘り出し物」は、もしネット上に出ると即完売することになる物件です。売れ残ることなどまずありません。本当に資産価値ある良い物件なんて秒で売れます。
一方で、投資未経験者に対し、しかも付き合い一切無しで名簿でしか知らない人間に対して、これからお金を生み出していってくれる金の鶏のような物件を、誰もが借金をしてまで買いたがる物件を、人となりすら知らぬ人間にいきなり電話で差し出すような営業がいたら、それはこの上なく儲けものです。これは絶対にないと断言できないので、このチャンスを見逃さないためにはやはり事前の勉強が欠かせなくなります。
その利回り、まさか表面利回りですか?
名前しか知らない人間に飛び込みセールスで薦めてくる物件が、現実的にどれくらい掘り出し物でどれほどの実利回りが期待できる物件なのかをまず確認する必要があります。今、「実利回りって?」と言葉の意味がわからなかった方は、もう少し勉強したほうが良いかもしれません。実利回りというのは、「見せかけだけの表面利回り」ではなく、実際に運用した場合にかかるコストを差し引いた本当の利回りのことです。
もし、08008883216が提示する利回りに以下の項目が含まれていなかったなら、是非確認してみてください。08008883216でかけてくる営業電話はとっても熱心ですから、下記項目についての概算値や目安を電話でも即答してくれるはずです。
・取得価格…販売価格に諸経費を加算した価格。大体販売価格の6%か7%くらい。仲介料に不動産取得税、登記費用など。
・入居率 or 空室率…100%続く満室など絶対にあり得ません。満室のみで試算された表面利回りは無意味。
・退去時広告費…次の入居者探しにかかる広告費。管理会社次第だが、家賃の二ヶ月分くらい。
・値下がり金額幅…普通は買った価格と同じ価格で売ることはできない。
・修繕積立金(共用部)…マンションの場合は必要。
・管理費(共用部)…マンションの場合は必要。
・火災保険…毎年かかります。
・固定資産税…毎年かかります。価格の1%前後、あるいは家賃の1-2か月分くらい。
・退去時のリフォーム代…退去時の美装費用。クロス、床、清掃費など。
・支払利息…現金買いではない融資の場合に必須。融資なのに試算に利息負担を明記していない業者はダメ。
とにかく「自身のペースで」勉強しましょう
もし08008883216から勧誘されて不動産投資に興味を持ったとしても、それではといきなり言われるがままに近所のカフェあたりで面談に臨んだりするよりは、まずは簡単にでも良いので自身のペースで勉強してみてください。まるで無勉強なまま面談してまともな受け答えもできず、相手の話をほぼ一方的に聞くだけになっては、相手に対して非常に失礼にもなります。
そもそも、一口に「マンション投資」といっても、大きくいくつかの特徴があります。たとえば、こちらの無料一括資料請求などでその主要な仕組みを事前に理解しておくだけでも、やり取りもがはるかに有意なものになります。前もってマンション経営の骨格をつかむことができますので。
初心者の方は特に、自身のペースで考えるようにしてください。営業の言葉をそのまま投資の教科書にするのでは営業している方にも失礼ですし、何より、自身のペースで自身の頭で考えて投資に踏み切らないと生き抜いていけません。
新築投資が良いとは限らない
不動産投資と聞くと新築マンションばかりが頭に浮かぶかもしれませんが、予算や目的に応じたさまざまな投資スタイルがあります。
たとえば、自身の居住目的ではなくあくまで運用一辺倒であれば、意外と築古や中古物件のほうが手軽かつ手堅く始められる選択肢だったりもします。特に、地方で築古戸建てなどは今でも掘り出し物が出続けています。なぜなら、地方で年配オーナーが持つ物件は、「投資用」という意識もなく売りに出されることがあるからです。投資用として探しているこちら側としては「うわっ」となるような結構な掘り出し物があったりします。だからこそ、投資物件の紹介サイトなどではなく、普通の住まい探しサイトである「アットホーム」などでせっせと仕入れてたりするのです。
先ほどの資料請求などを通して、このような小さな武器を、コツコツと集めていってください。自分にどのような運用スタイルが合っているのか、まずは気になる物件はどんどん資料を集めて勉強してください。気になるエリアもどんどん調べてください。
電話営業を受けた際の定番の対応方法
ちなみに、不動産業者を規制する宅建業法では、
・「業者名」「勧誘を行う者の氏名」を名乗らないで勧誘をすること
・相手が契約締結を拒否する意思表示をしたのに勧誘を継続すること
をはっきりと禁じています(法施行規則第16条の12第1号のハ / 法施行規則第16条の12第1号の二)。
つまり、「会社名を言わない」営業電話は違法ですし、「電話をかけている人間の氏名を名乗っていない」のも違法です。言うまでもなく、「断っても電話を切ろうとせず勧誘を続ける」のも違法行為ですし、「今後も契約はしないと伝えたのにしつこく電話勧誘する」のも、まさしく違法行為です。
今回の08008883216は当然に法令を遵守する会社でしょうから、後々の齟齬がないよう、営業をかけてきてくれた方の氏名をしっかり記録しておきましょう。
なお、08008883216から電話がかかってくるということは、他の不動産会社から営業を受けている方も少なくないことでしょう。08008883216以外の会社から営業を受け、それらの業者が万が一にも、「業者名を言わないまま繰り出される」「電話をかけている者の氏名を名乗らない」「断ったのに電話を切らずに勧誘を続ける」「これから先も契約はしないと断ったのに何度も電話をかけて勧誘する」に当てはまるのであれば、それは違法行為をおこなう違法業者の可能性もあるので、国土交通省が用意しているこちらで業者名を検索して免許行政庁を調べ、片っ端から通報しておきましょう。塵も積もれば巨大な山になります。
また、最近の電話は自動で通話が録音されるので、たとえば「宅建業法はご存じですか?」のように電話の向こうに投げかけてそのリアクションをYouTubeのような動画サイトやSNSで共有するのも良いかもしれませんね。
08008883216の口コミ体験について
今回の電話番号「08008883216(0800-888-3216)」の皆様からのお声を募集中です。
何らかの取引をしたお話はもちろん、ただ電話口で話をしたというご経験でも大丈夫です。どのような些細なことであってもかまいませんので、貴重なお話を是非共有させてください。
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