「08008889554」は不動産販売業者「日商エステム」の営業電話番号ですが、実は不動産投資を始めるにあたってはその仕組み上、特に不動産投資の経験がない方がこの類の飛び込み営業で不動産投資をスタートするのはあまり好ましくはありません。不動産投資はいくら少額からスタートしても百万円単位で金銭負担がある世界です。以下、最新の口コミと対応方法をご確認願います。
目次(お好きなところからご覧ください)
「08008889554」の口コミからわかること
まず、この電話番号「08008889554」について投稿された各種口コミを確認していると、
・「マンション経営の営業電話」
・「投資用マンションの押し売り」
・「不動産運用の飛び込みセールス電話」
という「不動産投資の営業電話」で一致しています。そして同時に、相手の都合を考慮しない身勝手な迷惑電話であるとの苦情も多く散見されます。正直この迷惑電話という時点でもあまりお薦めできませんが、次に、営業電話の仕組みからもお薦めしかねる理由を見ていきます。
常軌を逸したしつこさの場合「売れ残り物件」の可能性も
もちろん、不動産会社からの営業はすべてが例外なく悪いというわけではありません。すでに物件を何回か購入していて「この人は良い物件ならすぐ買ってくれる」と信じてもらえている会社からは、営業電話で「掘り出し物」を紹介してくれることがあります。信頼関係があるからこそ出てくる物件です。そして、このような「掘り出し物」は、もしネット上に出されると即座に完売間違いなしの物件です。売れ残ることなど絶対にありません。
一方で、まだ投資をしたことがない人間に対し、しかも付き合いもない名簿でしか知らない人間に対して、これから長くお金を生み出していってくれる金の鶏のような物件を、皆が借金を背負ってでも欲しがるような物件を、人となりすら知らぬ人間にいきなり持っていくでしょうか。私ならそのようなことはしません。もっと他に優先順位が高いお客様がいるはずですから。
本当に資産価値がある良い物件など秒で買い手が付きますから、しつこいセールス電話が繰り返されれば繰り返されるほど、それは売れ残り物件の可能性が高くなります。それなのに、たとえば年収がせいぜい1,000万円程度で「自分は特別な物件に選ばれたにちがいない!」と勘違いすると酷い目に遭います。これはただ、ローンを組ませられるからという事情が大きいです。また、「節税目当てで赤字にする物件」でも事情は同じです。不動産での会計上の赤字分を本業での所得と損益通算しても、どう見ても数年後には節税できる金額以上の持ち出しが発生しそうな物件は、売れ残ります。
悪質な勧誘電話にとるべき対応方法
日商エステムのような不動産販売会社を規制する宅建業法では、
・「業者名」「勧誘する者の氏名」を伏せて勧誘すること
・相手が契約の締結を拒否する意思表示をしたのに勧誘を継続すること
を厳に禁じています(法施行規則第16条の12第1号のハ / 法施行規則第16条の12第1号の二)。
つまり、「会社名を言わずに始まる」営業電話は違法ですし、「自分の氏名を名乗っていない」のも違法行為です。
当然、「断っても電話を切らないで勧誘を続ける」のも違法行為ですし、「これから先も契約はしないと伝えたのに何度も電話をかけて勧誘する」のも、明確な違法行為です。
万が一、「会社名を言わずに繰り出される」「電話をかけている人間の氏名を名乗らない」「断っても電話を切らないで勧誘を続ける」「今後も契約はしないと伝えたのにしつこく電話勧誘する」に該当する場合、それは違法行為をおこなう違法業者からの電話かもしれませんので、国土交通省の用意するこちらで業者名を検索して免許行政庁を確認し、徹底的に通報していきましょう。塵も積もれば巨大な山となります。
また、最近の電話はデフォルトで通話録音がなされるので、たとえば「宅建業法はご存じですか?」のように相手に質問してその対応をYouTubeなどの動画投稿サイトやSNSで共有するのも良いかもしれませんね。
警戒が必要な電話の見分け方
そもそも、セールス電話で名前しか知らない人間に薦めてくる物件が、現実的にどれほどの実利回りが確保できる物件なのかを考えなければなりません。今、「実利回り?」とまるで意味がわからなかった方は、手を出さないほうが良いでしょう。実利回りというのは、見せかけの表面利回りではなく、実際に運用した場合にかかる諸経費を差し引いた本当の利回りのことです。客に考える時間を与えないゴリ押しスタイルの不動産会社が用意する利回りは、表面利回りばかりです。
もし、08008889554の言う利回りに次の項目が一つでも含まれていなかったなら、是非確認してみてください。これらについての目安を電話で答えられない、答えたがらない、あるいは「一度お会いしてその際にお話を」などの反応があったなら、話を進めるのは控えたほうが良いと思います。
・取得価格…販売価格に諸経費を追加した価格。大体販売価格の6%か7%くらい。仲介料に不動産取得税、登記費用など。
・入居率 or 空室率…100%続く満室などあり得ません。満室だけで計算された表面利回りは無意味。
・退去時広告費…次の入居付けの広告費。管理会社次第だが、家賃の二ヶ月分くらい。
・値下がり金額幅…普通は購入時の価格と同じ価格で売ることはできない。
・修繕積立金(共用部)…マンションの場合は必要。
・管理費(共用部)…マンションの場合は必要。
・火災保険…毎年かかります。
・固定資産税…毎年かかります。価格の1%前後、あるいは家賃の1-2か月分くらい。
・退去時のリフォーム代…退去時の美装費用。クロス、床、清掃費など。
・支払利息…現金買いではなく融資の場合に必須。融資を受ける前提なのに利回り試算に利息負担を明記していない業者はNG。
まず「自身のペースで」学びましょう
もし08008889554からセールスされて不動産投資に興味がわいたとしても、それではといきなり日商エステムのペースで言われるがままに面談に臨んだり腕力営業と対峙するよりは、まずは軽くでも良いので自身のペースで勉強してみてください。この「自身のペースで」というのは本当に大切なことです。自身でまだ相場観も身についていない段階で、腕力営業の懐に飛び込んでいくのは好ましくありません。
私自身もBRIという不動産投資業者から飛び込み営業の電話を受けたことがありますが、「申し訳ないです、投資に興味がないんですよ」とお断りしても、「では、投資に興味がないかあるかも含めて、一度お会いしてお話を」などともはやまったく日本語が通じない強引な腕力営業を受けて戸惑いました。
初心者の方は特に、自身のペースで考えるようにしてください。考えるスキを与えないような営業に引っ張られてはいけません。腕力営業の言葉を投資の教科書にするのではなく、自身のペースで自身の頭で考えて投資に踏み切ってください。
新築投資が向いている人、中古物件が向いている人
不動産投資と聞くと新築マンションのイメージが濃いかもしれませんが、予算や目的に応じてさまざまな投資スタイルがあります。
たとえば、自身の居住用ではなくあくまで運用一辺倒であるなら、意外と中古や築古物件のほうが手軽に手堅く始められる選択肢だったりもします。特に、地方で築古の戸建てなどは今でも掘り出し物が出続けています。なぜなら、地方で年配オーナーが持つ物件は、「投資用」という意識もなく売りに出されることがあるからです。投資用として探しているこちら側としては「うわっ」となるような結構な掘り出し物があったりします。だからこそ、投資物件用のサイトよりも、一般向けの住まい探しサイトである「アットホーム」などで中古の一戸建てをせっせと仕入れてたりするのです。
また、太陽光発電のように先行者利益よろしく攻めたいのであれば、たとえばこちらは少し違う切り口で、電話営業に頼ることもせず実績を上げています。リモートの簡単な無料Webセミナーでこの投資スタイルのツボがわかるので、自分の向き不向きもわかります。向いていないとわかっても、こういう投資スタイルもあるのだと知っておくだけでも武器になるでしょう。
このような小さな武器を、コツコツと集めていってください。自分にどのような運用スタイルが合っているのか、まずは気になる物件はどんどん資料を集めて勉強してください。気になるエリアもどんどん調べてください。くれぐれも、右も左もわからぬままいきなり腕力営業全開の面談に応じて囲い込まれないように気をつけてください。
08008889554の口コミ・体験談に関して
日商エステムが使っている電話番号「08008889554(0800-888-9554)」についての口コミを募集しております。
何らかの取引にいたった体験談はもちろん、ただ電話で会話をしたというご経験でも大丈夫です。どのような些細なことでもかまいませんので、貴重なお話を是非共有させてください。
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