「08003006858」は不動産販売も手がける「株式会社東京日商エステム(澤敏光代表)」の飛び込みセールスですが、不動産投資はいくら少額から始めても百万円単位の金銭負担がある世界です。よほどお金を持て余しているという状況でもない限り、まずはご自身のペースで勉強をして投資に手を出すことが肝要ですので、以下、最新口コミと対応方法をご確認ください。
目次(お好きなところからご覧ください)
「08003006858」に寄せられた口コミからわかること
まず、この電話番号「08003006858」についての口コミを子細に確認していると、
・「合法的に個人情報を名簿業者から購入して売り込みしているとのことです」
・「東京日商エステムとかいう不動産業者」
・「不動産経営の熱血電話です」
・「投資用不動産を情熱みなぎる電話で売り込み」
という「賃貸経営を薦めるセールス」で一致しています。買い取りではなくセールス目的の電話ということで間違いないでしょう。
「掘り出し物」か「売れ残り」かを見極めよう
不動産会社からの営業電話はすべてが例外なく断るべきというわけでもありません。利回りの良い収益物件を持ってきてくれることも当然にあります。
とりわけ、何回か物件をすでに購入していて「この人は良い物件ならすぐ買ってくれる」と思ってくれている会社からは、営業電話で「掘り出し物」を紹介していただけることがあります。すでに信頼関係があるからこその物件です。そして、このような「掘り出し物」は、もしネット上に出るとすぐ完売するような物件です。売れ残ることなど絶対にありません。本当に資産価値のある良い物件は秒で買い手が付きます。
一方で、まだ投資を知らない未経験者に対し、しかも付き合い無しの名簿でしか知らない人間に対して、これからお金を生み出していってくれる金の鶏のような物件を、誰もが借金してまで欲しがる物件を、人となりすら知らぬ人間に突然電話で差し出すような営業がいたら、それはこの上なくラッキーな出来事です。これは絶対にないとも明言できないので、このチャンスを見逃さないためにはやはり事前の備えが必要となります。
その利回り、実利回りですか?
名前しか知らない人間に対し飛び込みセールスで薦めてくる物件が、実際のところどれくらい掘り出し物でどれくらい実利回りが確保できる物件なのかをまず把握する必要があります。今、「実利回りって何?」と言葉の意味がわからなかった方は、もう少し勉強したほうが良いかもしれません。実利回りというのは、「見せかけの表面利回り」ではなく、現実に運用を開始した場合に必要な経費を差し引いた本当の利回りのことです。
もし、08003006858が提示する利回りに以下の項目が含まれていなかったなら、是非質問してみてください。08003006858からの営業電話はとっても熱心ですから、これらについて概算値や目安を電話上でも即答してくれることでしょう。
・取得価格…販売価格に諸経費を加算した価格。大体販売価格の6%か7%くらい。仲介料に不動産取得税、登記費用など。
・入居率 or 空室率…100%ずっと満室などあり得ません。満室のみで計算された表面利回りは無意味。
・退去時広告費…次の入居者を探す広告費。管理会社によるが、家賃の二ヶ月分くらい。
・値下がり幅幅…普通は購入価格とまったく同じ価格で売ることはできない。
・修繕積立金(共用部)…マンションの場合は必要。
・管理費(共用部)…マンションの場合は必要。
・火災保険…毎年かかります。
・固定資産税…毎年かかります。価格の1%前後、あるいは家賃の1-2か月分くらい。
・退去時のリフォーム代…退去時の美装費用。クロス、床、清掃費など。
・支払利息…現金買いではない融資の場合に必須。融資を受ける前提なのに試算に利息負担を明記していない業者はダメ。
とにかく「自身のペースで」勉強してください
もし08003006858から営業されて不動産投資に関心を持ったとしても、それではといきなり東京日商エステムのペースで言われるがままに近所の喫茶店あたりで面談に臨んだりするよりは、まずは簡単にでも良いので自身のペースで勉強してみてください。いきなり無勉強なまま面談してまともな質問もできず、相手の説明をほぼ一方的に聞くだけになっては、東京日商エステムに対して非常に失礼にもなります。
そもそも、一概に「マンション投資」といっても、大きくいくつかの特徴があります。たとえば、こちらの無料一括資料請求などでその主要な仕組みを事前に理解しておくだけでも、東京日商エステムとのやり取りも、はるかに有意なものになります。あらかじめマンション経営の骨格をつかむことができますので。
初心者の方は特に、自身のペースで考えるようにしてください。営業の言葉をそのまま投資の教科書にするのでは営業している方にも失礼ですし、何より、自身のペースで自身の頭で考えて投資に踏み切らないと生き抜いていけません。
新築投資が良いとは限らない
不動産投資と聞くと新築マンションのイメージが濃いかもしれませんが、目的や予算に応じてさまざまな投資スタイルがあります。
たとえば、自分で住むわけではなくあくまで運用だけであるなら、意外と中古や築古物件のほうが手軽に手堅く始められる選択肢となります。特に、地方の築古の戸建てなどは割と安定的に掘り出し物が出続けています。なぜなら、地方の年配オーナーの物件は、「投資用」という意識もなく売りに出されることが珍しくないからです。投資用として探しているこちら側としては「おっ」となるような結構な掘り出し物があったりします。だからこそ、投資物件のサイトなどではなく、普通の住まい探しサイトである「アットホーム」などで築古戸建てをせっせと仕入れてたりするのです。
先ほどの資料請求などを通して、このような小さな武器を、コツコツと集めていってください。ご自身にどのような運用スタイルが合っているのか、まずは気になる物件はどんどん資料を集めて勉強してください。気になるエリアもどんどん調べてください。
電話営業での定番の対応方法
ちなみに、不動産販売業者を規制する宅建業法では、
・「会社の名前」「勧誘を行う人間の氏名」を隠して勧誘すること
・相手が契約締結を拒否する意思表示をしたのに勧誘を継続すること
を明確に禁じています(法施行規則第16条の12第1号のハ / 法施行規則第16条の12第1号の二)。
つまり、「会社名を名乗らない」営業電話は違法ですし、「自分の氏名を名乗らない」のも違法行為です。言うまでもなく、「断っても電話を切らないで勧誘を続ける」のも違法行為ですし、「今後も契約はしないと断ったのにしつこく電話勧誘してくる」のも、明らかに違法行為です。
今回の08003006858からかけてくる東京日商エステムは当然に法令を遵守する会社でしょうから、後々の齟齬がないように、営業をかけてきてくれた方の氏名をしっかり記録しておきましょう。
なお、東京日商エステムから営業を受けているということは、他の不動産会社から営業を受けている方も少なくないことでしょう。東京日商エステム以外の会社から営業を受け、それらの業者がもし、「業者名を名乗らないまま始まる」「電話をかけている人間の氏名を名乗っていない」「断っても電話を切らないで勧誘を続ける」「これから先も契約はしないと伝えたのに何度も電話勧誘する」に当てはまる場合、それは違法行為をおこなう違法業者の可能性もあるので、国土交通省が用意してあるこちらから会社名を検索して免許行政庁を確認し、もれなく通報しておきましょう。チリも積もれば大きな山となります。
また、近頃の電話機は自動的に通話が録音されるので、たとえば「宅建業法ってご存じですか?」のように相手に問いかけてその反応をYouTubeなどの動画投稿サイトやSNSで共有するのも良いかもしれませんね。
08003006858の体験談に関して
東京日商エステムが使っている電話番号「08003006858(0800-300-6858)」についての口コミを募集中です。
何らかの取引をした体験談はもちろん、ただ電話で営業を受けたというご経験でも大丈夫です。どのような些細なことでもかまいませんので、貴重なお話を是非共有させてください。
この記事へのコメントはありません。