「0456405515」は不動産販売会社「東京日商エステム」の飛び込みセールスですが、賃貸経営はどんなに少なくとも百万単位は金銭負担が伴う世界です。よほどお金が有り余っているという状況でもない限り、まずはご自身のペースで勉強をして投資に踏み出すことが肝要ですので、以下、最新口コミと対応方法をご確認ください。
目次(お好きなところからご覧ください)
「0456405515」の口コミを確認してみる
まず、今回の電話番号「0456405515」に寄せられた口コミをくまなく確認すると、
・「東京日商エステムからで、個人情報を合法的に名簿業者から入手して営業しているとのことです」
・「不動産のセールス」
・「投資用マンションの熱意みなぎるセールス」
などの「不動産投資営業」で一致しています。買い取りではなくセールス目的の電話ということで間違いないでしょう。
「売れ残り」か「掘り出し物」かを見極めよう
不動産会社から営業電話があったからといっても、そのすべてが注意すべきというわけでもありません。利回りの良い収益物件を持ってきてくれることは当然にあります。
とりわけ、何度か物件をすでに購入して「この人は良い物件ならすぐに買ってくれる」と信頼されている会社からは、「掘り出し物」を営業電話で紹介していただけることがあります。すでに信頼関係があるからこそ出てくる物件です。そして、このような「掘り出し物」は、もしネット上に公開されれば即座に完売することになる物件です。売れ残ってしまうことなど到底あり得ません。本当に資産価値がある良い物件は秒で買い手が付きます。
一方で、まだ投資の未経験者に対し、しかも付き合いもない名簿でしか知らない人間に対して、これからお金を生み出していってくれる金の鶏のような物件を、誰もが借金を背負ってでも入手したがるような物件を、人となりすら知らぬ人間にいきなり電話で持っていくような営業がいたら、それは非常にラッキーな出来事です。これは100パーセントないとは言い切れないので、この好機を見逃さないためにはやはり勉強が大切となります。
表面利回りではなく実利回りを意識しよう
見ず知らずの人間にセールス電話で薦めてくる物件が、実際のところどれほど掘り出し物でどれほどの実利回りを確保できる物件なのかをまず確認する必要があります。今、「実利回り?」と意味がわからなかった方は、もう少し勉強したほうが良いかもしれません。実利回りというのは、「見せかけだけの表面利回り」ではなく、現実に運用すると必要になる経費を差し引いた本当の利回りのことです。
もし、0456405515が言う利回りに次の項目が含まれていなかったなら、是非質問してみてください。0456405515でかけてくる営業電話はとっても熱心ですから、これらについての概算値を電話でも即答してくれることでしょう。
・取得価格…販売価格に諸経費を加算した価格。大体販売価格の6%か7%くらい。仲介料や不動産取得税、登記費用など。
・入居率 or 空室率…100%続く満室などあり得ません。満室だけで試算された表面利回りは無意味。
・退去時広告費…次の入居者を探す広告費。管理会社次第だが、家賃の二ヶ月分くらい。
・値下がり幅幅…通常は買った価格とまったく同じ価格で売ることはできない。
・修繕積立金(共用部)…マンションの場合は必要。
・管理費(共用部)…マンションの場合は必要。
・火災保険…毎年かかります。
・固定資産税…毎年かかります。価格の1%前後、あるいは家賃の1-2か月分くらい。
・退去時のリフォーム代…退去時の美装費用。クロス、床、清掃費など。
・支払利息…現金買いではなく融資の場合に必須。融資なのに利回り試算に利息負担を明記していない業者は無視して良いレベルです。
まずは「自身のペースで」学びましょう
もし0456405515からセールスされて不動産投資に興味がわいたとしても、それではといきなり言われるがままに近くの喫茶店あたりで面談に臨んだりするよりは、まずは軽くでも良いので自身のペースで勉強してみてください。いきなり無勉強なまま面談してまともな受け答えもできず、相手の言うことをほとんど一方的に聞くだけになっては、相手に対して非常に失礼にもなります。
そもそも、一概に「不動産投資」といっても、大きくいくつかの特徴があります。たとえば、こちらの無料一括資料請求などでその主要な仕組みを事前に理解しておくだけでも、やり取りもがはるかに有意なものになります。事前にマンション経営の骨格をつかむことができますので。
初心者の方は特に、自身のペースで考えるようにしてください。営業の言葉をそのまま投資の教科書にするのでは営業している方にも失礼ですし、何より、自身のペースで自身の頭で考えて投資に踏み切らないと生き抜いていけません。
不動産投資は新築か中古か
不動産投資と聞くと新築マンションばかりが頭に浮かぶかもしれませんが、目的や予算に応じたさまざまな投資スタイルがあります。
たとえば、自分が住むわけではなくあくまで運用だけであるなら、意外と築古や中古物件のほうが手軽かつ手堅く始められる選択肢だったりもします。特に、地方で築古戸建てなどは今でも掘り出し物が出続けています。なぜなら、地方で年配オーナーが持つ物件は、「投資用」という意識もなく売りに出されることがあるからです。投資用として探しているこちら側としては「うわっ」となるような結構な掘り出し物があったりします。だからこそ、投資物件のサイトなどではなく、普通の住まい探しサイトである「アットホーム」などでせっせと仕入れてたりするのです。
先ほどの資料請求などを通して、このような小さな武器を、コツコツと集めていってください。ご自身にどのような運用スタイルが向いているのか、まずは気になる物件はどんどん資料を集めて勉強してください。気になるエリアもどんどん調べてください。
営業を受けた場合の定番の対応方法
ちなみに、不動産業者を規制する宅建業法では、
・「会社の名前」「勧誘を行う者の氏名」を隠して勧誘をすること
・相手が契約の締結をしない意思表示をしたのに勧誘を続けること
を厳に禁じています(法施行規則第16条の12第1号のハ / 法施行規則第16条の12第1号の二)。
つまり、「会社名を言わずに始まる」営業電話は違法ですし、「電話をかけている人間の氏名を名乗っていない」のも違法行為です。当然、「断っても電話を切ろうとせず勧誘を続ける」のも違法行為ですし、「これから先も契約はしないと断ったのに何度も電話をかけて勧誘してくる」のも、明らかに違法行為です。
今回の0456405515は当然に法令を遵守する会社でしょうから、後々に齟齬がないように、営業をかけてきてくれた方の名前をしっかり記録しておきましょう。
なお、0456405515から勧誘があるということは、他の不動産会社から営業を受けている方も少なくないことでしょう。0456405515以外の会社から営業を受け、それらの業者がもし、「会社名を名乗らないまま始まる」「電話をかけている者の氏名を名乗らない」「断っても電話を切ろうとせず勧誘を続ける」「今後も契約はしないと伝えたのに何度も電話勧誘してくる」に該当するなら、それは違法行為をおこなう違法業者からの電話かもしれませんので、国土交通省が用意しているこちらから会社名を検索して免許行政庁を調べ、もれなく通報しましょう。塵も積もれば巨大な山となります。
また、近ごろは電話で自動的に通話が録音されるので、たとえば「宅建業法はご存じですか?」と電話の向こうに問いかけてその反応をYouTubeなどの動画サイトやSNSで共有してみるのも良いかもしれませんね。
0456405515の口コミ体験について
今回の電話番号「0456405515(045-640-5515)」についての口コミを募集中です。
何らかの取引をした体験談はもちろんのこと、ただ電話で営業を受けたというご経験でも大丈夫です。どのような些細なことであってもかまいませんので、貴重なお話を是非共有させていただければと思います。
この記事へのコメントはありません。