【公務員だからスタートダッシュできた不動産投資】

  1. 公務員の不動産投資

 公務員の方で自覚のないケースが目立つのですが、公務員の方はローンの審査にものすごく強いです。消費者金融だろうがクレジットカードだろうが銀行カードローンだろうが住宅ローンだろうが、すべての審査でめっぽう強いです。銀行からしてみれば超がつくほど優良顧客なので、住宅ローンでは優遇金利も期待できます。不動産投資をお考えの公務員の方は、是非ご自身が非常に有利なスタート地点にいるということをご自覚願います。

失業の恐れがなく超安定

 公務員の方々からすれば、自分たちの立場が「超」安定などと言われると、「いやいやそれは大げさだな~」と感じるかもしれませんが、色んな角度から民間企業と比べみてください。いまや大企業と言えども早期退職のプレッシャーが当たり前に発生する時代です。制度的に自己都合退職以外の失業の恐れがない公務員は、民間企業からみると異例の存在なのです。そして、金融機関からすると当然に、「超優良属性」なのです。

リーマンショックでも超安定

 また、公務員はどれほどリーマンショックに見舞われようとコロナショックに襲われようとも、不景気に給料が大きく左右されることはまずありません。私が銀行に入ってすぐに覚えた一般常識との違いは、やはりこの与信審査に関する認識でした。

 たとえば、年収が5,000万円を超えてお金をじゃぶじゃぶ使える自営業者、とりわけ白色申告で可処分所得の高い個人事業主など、銀行からすれば「無職に毛が生えた程度」の信用しかないのです。どれほど所得が高かろうが、与信判断においては公務員の比ではありません。

定年退職時の退職金まで安定

 そして、自己都合以外の退職がまずない公務員の方々は、必然的に定年まで勤め上げる可能性が上がりますし、約束された退職金も待っています。そしてその退職金は2,000万円は固いので、そんじょそこらの中小中堅企業とは比較にもなりません。この点でも、やはり超優良属性です。

 金融機関の与信判断では、とにかく「安定」していることが求められます。白色申告の個人事業主が3年か4年ほど連続で年収7,000万円前後稼いだとしても、審査では年収500万円の公務員のほうが高く評価されます。これが金融機関の与信判断です。

ポイント公務員というだけで、一歩も二歩も三歩も有利な状況です

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