「0120203023」は不動産販売会社「株式会社日商エステム(浅井悦裕代表)」の飛び込み営業ですが、賃貸経営はどんなに少額から始めても百万単位での金銭負担が求められる世界です。よほどお金が有り余っているという状況でもない限り、まずはご自身のペースで勉強をして投資に踏み出すことが肝要ですので、以下、最新の口コミと対応方法をご確認願います。
目次(お好きなところからご覧ください)
「0120203023」への口コミから見えること
まず、この電話番号「0120203023」への各種口コミを確認していると、
・「日商エステムとかいう感じの不動産会社」
・「不動産経営の売り込みです」
・「投資用の不動産の熱意みなぎる売り込み」
という「賃貸経営営業」で一致しています。買い取りではなく販売目的の電話ということで間違いないでしょう。
「売れ残り」と「掘り出し物」を見分けよう
不動産会社からの営業電話はそのすべてが例外なく悪いというわけでもありません。良い収益物件を持ってきてくれることは当然にあります。
とりわけ、すでにいくつか物件を購入していて信頼関係がある会社からは、営業電話で「掘り出し物」を紹介していただけることがあります。すでに信頼関係があるからこそ出てくる物件です。そして、このような「掘り出し物」は、もしネット上に公開されれば即座に完売する類の物件です。売れ残ることなど到底あり得ません。本当に資産価値ある良い物件なんて秒で買い手が付きます。
一方で、まだ投資の初心者に対し、しかも付き合い無しの名簿でしか知らない人間に対して、これから長くお金を生み出していってくれる金の鶏のような物件を、誰もが借金を背負ってまで手に入れたがる物件を、人となりすら知らない人間に突然差し出すような営業がいたら、それはとんでもなく儲けものです。これは100パーセントないとも明言できないので、チャンスを見逃さないためにはやはり勉強が大切となります。
表面利回りではなく実利回りを意識しよう
会ったことすらない人間に営業電話で薦めてくる物件が、実際にどれほど掘り出し物でいかほどの実利回りが確保できる物件なのかをまず把握する必要があります。今、「実利回りって?」とまるで意味がわからなかった方は、もう少し勉強したほうが良いかもしれません。実利回りというのは、「うわっつらの表面利回り」ではなく、現実に運用を開始した場合に必要な経費を差し引いた本当の利回りのことです。
もし、0120203023の説明する利回りに次の項目が含まれていなかったなら、是非質問してみてください。0120203023からの営業電話は非常に熱心ですから、下記について概算値や目安を電話でも即答してくれるはずです。
・取得価格…販売価格に諸経費を加算した価格。販売価格の6%か7%くらい。仲介料、不動産取得税、登記費用など。
・入居率 or 空室率…100%続く満室などあり得ません。満室のみで試算された表面利回りは無意味。
・退去時広告費…次の入居者募集に必要な広告費。管理会社によるが、家賃の二ヶ月分くらい。
・値下がり幅幅…通常は購入価格と同一水準の価格で売ることはできない。
・修繕積立金(共用部)…マンションの場合は必要。
・管理費(共用部)…マンションの場合は必要。
・火災保険…毎年かかります。
・固定資産税…毎年かかります。価格の1%前後、あるいは家賃の1-2か月分くらい。
・退去時のリフォーム代…退去時の美装費用。クロス、床、清掃費など。
・支払利息…現金買いではなく融資の場合に必須。融資を受ける前提なのに利回り試算に利息負担を明記していない業者はNG。
まずは「自身のペースで」勉強しましょう
もし0120203023から営業されて不動産投資に興味がわいたとしても、それではといきなり日商エステムのペースで言われるがままに面談に臨んだりするよりは、まずは軽くでも良いので自身のペースで勉強してみてください。いきなり無勉強で面談してまともな質問もできず、相手の話をほぼ一方的に聞くだけになっては、日商エステムに対して非常に失礼にもなります。
そもそも、一概に「マンション経営」といっても、大きくいくつかの特徴があります。たとえば、こちらの無料一括資料請求などでその主要な仕組みをあらかじめ理解しておくだけでも、0120203023のような会社とのやり取りも、はるかに有意なものになります。事前にマンション経営の骨格をつかむことができますので。
初心者の方は特に、自身のペースで考えるようにしてください。営業の言葉をそのまま投資の教科書にするのでは営業している方にも失礼ですし、何より、自身のペースで自身の頭で考えて投資に踏み切らないと生き抜いていけません。
新築投資が向いている人、中古物件が向いている人
不動産投資と聞くと新築マンションばかりに目が行くかもしれませんが、予算や目的に応じたさまざまな投資スタイルがあります。
たとえば、自身の居住用ではなくあくまで運用限定であれば、意外と中古や築古物件のほうが手軽かつ手堅く始められる選択肢だったりもします。特に、地方にある築古の戸建てなどは割と安定して掘り出し物が出てきます。なぜなら、地方の年配の方が持っている物件は、「投資用」という意識もなく売りに出されることがあるからです。投資用として探しているこちら側としては「うわっ」となるような結構な掘り出し物があったりします。だからこそ、投資物件のサイトなどではなく、一般向けの住まい探しサイトである「アットホーム」などで中古の一戸建てをせっせと仕入れてたりするのです。
先ほどの資料請求などを通して、このような小さな武器を、コツコツと集めていってください。自分にどのような運用スタイルが合っているのか、まずは気になる物件はどんどん資料を集めて勉強してください。気になるエリアもどんどん調べてください。
電話営業を受けた場合の定番の対応方法
ちなみに、不動産業者を規制する宅建業法では、
・「業者名」「勧誘する者の氏名」を名乗らずに勧誘をすること
・相手が契約締結を拒否する意思表示をしたのに勧誘を継続すること
を明白に禁じています(法施行規則第16条の12第1号のハ / 法施行規則第16条の12第1号の二)。
つまり、「業者名を言わずに始まる」営業電話は違法行為ですし、「自分の氏名を名乗っていない」のも違法です。当然ながら、「断っても電話を切らずに勧誘を続ける」のも違法行為ですし、「今後も契約はしないと伝えたのにまた電話勧誘する」のも、明らかに違法行為です。
今回の0120203023からかけてくる日商エステムは当然に法令を遵守する会社ですから、後々の齟齬がないように、営業をかけてきてくれた方の名前をしっかり記録しておきましょう。
なお、0120203023から営業を受けているということは、他の不動産会社から営業を受けている方も少なくないことでしょう。0120203023以外の会社から営業を受け、それらの業者が万が一、「会社名を名乗らないまま始まる」「自分の氏名を名乗らない」「断っても電話を切ろうとせず勧誘を続ける」「今後も契約はしないと断ったのにまた電話勧誘する」に当てはまるのであれば、それは違法行為をおこなう違法業者かもしれないので、国土交通省が用意するこちらで業者名を検索して免許行政庁を確認し、片っ端から通報しておきましょう。塵も積もれば大きな山となります。
また、近頃の電話は自動的に通話録音がなされるので、たとえば「宅建業法って知ってますか?」のように相手に投げてそのリアクションをYouTubeなどの動画サイトやSNSで共有するのも良いかもしれませんね。
0120203023の利用体験に関して
日商エステムが使用している電話番号「0120203023(0120-203-023)」に対しての口コミを募集しております。
何らかの取引にいたったお話はもちろん、ただ電話上で会話をしたというご経験でも大丈夫です。どのような些細なことでもかまいませんので、貴重なお話を是非共有させていただければ幸いです。
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