「0120301086」は不動産の販売を手がける「株式会社日商エステム(浅井悦裕代表)」の飛び込みセールス電話ですが、不動産経営はどう少なくとも百万単位は金銭負担が伴う世界です。よほどお金を持て余しているという状況でもない限り、まずはご自身のペースで勉強をして投資に踏み出すことが肝要ですので、以下、最新口コミと対応方法をご確認願います。
目次(お好きなところからご覧ください)
「0120301086」に寄せられた声を確認してみる
まず、今回の電話番号「0120301086」への口コミを確認すると、
・「合法的に個人情報を名簿業者から購入して営業をかけているそうです」
・「日商エステム(?)とかいう不動産屋」
・「マンション経営の営業電話でした」
・「投資用の不動産の情熱みなぎるセールスです」
・「マンション投資の熱血セールスです」
などの「不動産運用の営業電話」で一致しています。買い取りではなくセールス目的の電話ということで間違いないでしょう。
「売れ残り」か「掘り出し物」かを見極める
不動産会社から営業電話があったからといっても、そのどれもが例外なく注意すべきというわけではありません。利回りの良い収益物件を紹介してくれることも当然にあります。
とりわけ、物件を何度か購入していて「この人は良い物件ならすぐ買ってくれる」と信頼されている会社からは、営業電話で「掘り出し物」をいただけることがあります。すでに信頼関係があるからこその物件です。そして、このような「掘り出し物」は、もしネット上に出ると即座に完売するような物件です。売れ残ってしまうことなど絶対にありません。本当に資産価値ある良い物件なんて秒で売れます。
一方で、まだ投資の初心者に対し、しかも付き合い無しの名簿でしか知らない人間に対して、これからお金を生み出してくれる金の鶏のような物件を、誰もが借金を背負ってでも手に入れたがるような物件を、人となりすら知らぬ人間にいきなり電話で持っていくような営業がいたら、それは非常に儲けものです。これは100パーセントないとは断言できないので、この好機を見逃さないためにはやはり事前の備えが欠かせません。
表面利回りではなく実利回りを意識しよう
名前しか知らない人間に営業電話で薦めてくる物件が、現実的にどれほどの掘り出し物でいかほどの実利回りが期待できる物件なのかをまず確認する必要があります。今、「実利回りって?」と意味がわからなかった方は、もう少し勉強したほうが良いかもしれません。実利回りというのは、「見せかけだけの表面利回り」ではなく、現実に運用すると必要になるコストを差し引いた本当の利回りのことです。
もし、0120301086が言う利回りに次の項目が含まれていなかったなら、是非質問してください。0120301086からの営業電話はとっても熱心ですから、これらについての概算値を電話でも即答してくれることでしょう。
・取得価格…販売価格に諸経費を合算した価格。大体販売価格の6%か7%くらい。仲介料、不動産取得税、登記費用など。
・入居率 or 空室率…100%続く満室などあり得ません。満室のみで計算された表面利回りは無意味。
・退去時広告費…次の入居者探しの広告費。管理会社次第だが、家賃の二ヶ月分くらい。
・値下がり幅幅…たいていの場合、購入した価格と同一水準の価格で売ることはできない。
・修繕積立金(共用部)…マンションの場合は必要。
・管理費(共用部)…マンションの場合は必要。
・火災保険…毎年かかります。
・固定資産税…毎年かかります。価格の1%前後、あるいは家賃の1-2か月分くらい。
・退去時のリフォーム代…退去時の美装費用。クロス、床、清掃費など。
・支払利息…現金買いではない融資の場合に必須。融資を受ける前提なのに利回り試算に利息負担を明記していない業者は駄目。
とにかく「自身のペースで」学びましょう
もし0120301086から勧誘されて不動産投資に興味を持ったとしても、それではといきなり日商エステムのペースで言われるがままに近所の喫茶店あたりで面談に臨んだりするよりは、まずは軽くでも良いので自身のペースで勉強してみてください。いきなり無勉強なまま面談してまともな受け答えもできず、相手の発言をほとんど一方的に聞くだけになっては、日商エステムに対して非常に失礼にもなります。
そもそも、一概に「不動産投資」といっても、大きくいくつかの特徴があります。たとえば、こちらの無料一括資料請求などでその主要な仕組みを前もって理解しておくだけでも、日商エステムとのやり取りも、はるかに有意なものになります。事前にマンション経営の骨格をつかむことができますので。
初心者の方は特に、自身のペースで考えるようにしてください。営業の言葉をそのまま投資の教科書にするのでは営業している方にも失礼ですし、何より、自身のペースで自身の頭で考えて投資に踏み切らないと生き抜いていけません。
新築投資が向いている人、中古物件が向いている人
不動産投資と聞くと新築マンションばかりが頭に浮かぶかもしれませんが、予算や目的に応じたさまざまな投資スタイルがあります。
たとえば、自身の居住用ではなくあくまで運用一辺倒であれば、意外と築古や中古物件のほうが手軽に手堅く始められる選択肢だったりもします。特に、地方の築古の戸建てなどは割と安定的に掘り出し物が出続けています。なぜなら、地方の年配の方が持っている物件は、「投資用」という意識もなく売りに出されることが珍しくないからです。投資用として探しているこちら側としては「うわっ」となるような結構な掘り出し物があったりします。だからこそ、投資物件用のサイトよりも、一般向けの住まい探しサイトである「アットホーム」などでせっせと仕入れてたりするのです。
先ほどの資料請求などを通して、このような小さな武器を、コツコツと集めていってください。ご自身にどのような運用スタイルが向いているのか、まずは気になる物件はどんどん資料を集めて勉強してください。気になるエリアもどんどん調べてください。
電話営業を受けた際の定番の対応方法
ちなみに、不動産業者を規制する宅建業法では、
・「業者名」「勧誘する者の氏名」を名乗らずに勧誘すること
・相手が契約を締結しない意思表示をしたのに勧誘を継続すること
をはっきり禁じています(法施行規則第16条の12第1号のハ / 法施行規則第16条の12第1号の二)。
つまり、「業者名を名乗らない」営業電話は違法ですし、「自分の氏名を名乗らない」のも違法です。当然ながら、「断っても電話を切らずに勧誘を続ける」のも違法行為ですし、「今後も契約はしないと断ったのにしつこく電話勧誘してくる」のも、明らかな違法行為です。
今回の0120301086からかけてくる日商エステムは当然に法令を遵守する会社ですから、後々に齟齬がないように、営業をかけてきてくれた方の氏名をしっかり記録しておきましょう。
なお、日商エステムから営業電話がかかってくるということは、他の不動産会社から営業を受けている方も少なくないことでしょう。日商エステム以外の会社から営業を受け、それらの業者が万が一、「会社名を名乗らないまま始まる」「自分の氏名を名乗っていない」「断ったのに電話を切らないで勧誘を続ける」「これから先も契約はしないと伝えたのに何度も電話をかけて勧誘してくる」に該当するのであれば、それは違法行為をおこなう違法業者の可能性もあるので、国土交通省が用意するこちらから業者名検索をして免許行政庁を調べ、一つ残らず通報しておきましょう。塵も積もれば大きな山となります。
また、近ごろは電話で自動で通話が録音されるので、たとえば「宅建業法をご存じですか?」のように投げてみてその対応をSNSやYouTubeで共有してみるのも良いかもしれませんね。
0120301086の体験談について
日商エステムが使っている電話番号「0120301086(0120-301-086)」に対しての皆様からのお声を募集中です。
何らかの取引をした体験談はもちろん、ただ電話上で会話をしたというご経験でも大丈夫です。どのような些細なことであってもかまいませんので、貴重な体験談を是非共有させてください。
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