「0342134220」は不動産の販売業者「BRI」のセールス電話ですが、実は不動産投資を始めるにあたってはその仕組み上、特に不動産投資の初心者がこの類の電話営業で不動産投資をスタートするのはあまりお薦めできません。不動産投資はどれほど少額で始めても百万円単位の金銭負担が伴う世界ですので、以下ご注意ください。
目次(お好きなところからご覧ください)
「0342134220」に対する声を確認してみる
まず、この電話番号「0342134220」に対して寄せられた口コミをくまなく確認していると、
・「不動産の飛び込みセールス電話」
・「何回着信拒否しても番号を変えてかけてくるただの迷惑業者」
・「マンション投資の迷惑営業」
・「代表と話をしたがるが、不在と言うと不機嫌そうにガチャ切りする。アポなしで勝手にかけてきて何だよその対応は」
という「不動産投資を薦める営業電話」で一致しています。また同時に、相手の都合を考えない自分勝手な迷惑電話であるとの苦情も実に多く散見されました。正直、この迷惑電話という時点であまりお薦めできませんが、続いて、営業電話の仕組みからもお薦めしかねる理由を見ていきます。
異常にしつこい場合「売れ残り物件」の可能性も
もちろん、不動産会社から営業電話があったからといっても、そのすべてが例外なく悪いというわけではありません。物件をいくつかすでに購入していて「この人は良い物件さえ紹介すればすぐ買ってくれる」と信頼されている会社からは、営業電話で「掘り出し物」をいただけることがあります。信頼関係があるからこその物件です。そして、このような「掘り出し物」は、もしネット上に出されるとすぐ完売する類の物件です。売れ残ることなど到底あり得ません。
一方で、まだ投資を知らない初心者に対し、しかも付き合い無しの名簿でしか知らない人間に対して、この先お金を生み出してくれる金の鶏のような物件を、誰もが借金してまで欲しがるような物件を、人となりすら知らぬ人間にいきなり持っていくでしょうか。私ならそんなことはしません。他にもっと優先すべきお客様がいるはずですから。
本当に資産価値がある良い物件なんて秒で買い手が付きますから、しつこく営業電話が繰り返されれば繰り返されるほど、それは不人気物件の可能性が高くなります。それなのに、たとえば年収がたかだか1,000万円程度で「自分は非公開物件に選ばれたはずだ!」と勘違いすると痛い目に遭います。これはただ、ローンを組ませられるからという事情が大きいです。また、「節税が目当ての赤字にしておく物件」でも事情は同じです。不動産での会計上の赤字を本業での所得と損益通算しても、どう見ても数年後には節税金額を超えた持ち出しが発生しそうな物件は、売れ残ります。
注意が必要な電話セールスの見分け方
そもそも、営業電話で見ず知らずの人間に薦めてくる物件が、現実的にどれほどの実利回りが確保できる物件なのかを考えなければなりません。今、「実利回り?」とまるで意味がわからなかった方は、手を出さないほうが良いでしょう。実利回りというのは、見せかけだけの表面利回りではなく、現実に運用すると必要になるコストを差し引いた本当の利回りのことです。客に考える暇を与えないゴリ押しスタイルの不動産会社が見せてくる利回りは、表面利回りばかりです。
もし、0342134220の説明する利回りに次の項目が一つでも含まれていなかったなら、是非質問してみてください。下記についての目安を電話で言えない、言いたがらない、あるいは「近くでお会いしてその時にでもお話を」などの反応がある場合、面談は控えたほうが良いと思います。
・取得価格…販売価格に諸経費を合算した価格。大体販売価格の6%か7%くらい。仲介料に不動産取得税、登記費用など。
・入居率 or 空室率…100%続く満室などあり得ません。満室だけで試算された表面利回りは無意味。
・退去時広告費…次の入居者探しにかかる広告費。管理会社次第だが、家賃の二ヶ月分くらい。
・値下がり額幅…普通は購入価格と同一水準の価格で売ることはできない。
・修繕積立金(共用部)…マンションの場合は必要。
・管理費(共用部)…マンションの場合は必要。
・火災保険…毎年かかります。
・固定資産税…毎年かかります。価格の1%前後、あるいは家賃の1-2か月分くらい。
・退去時のリフォーム代…退去時の美装費用。クロス、床、清掃費など。
・支払利息…現金買いではなく融資の場合に必須。融資を受ける前提なのに利回り試算に利息負担を明記していない業者ははっきり言って駄目。
まずは「自身のペースで」勉強してください
もし0342134220からの電話で不動産投資に興味がわいたとしても、それではといきなりBRIのペースで言われるがままに面談に臨んだり腕力営業と対峙するよりは、まずは軽くでも良いので自身のペースで勉強してみてください。この「自身のペースで」というのは本当に大切なことです。自身でまだ相場観も身についていない段階で、腕力営業の懐に飛び込んでいくのは好ましくありません。
私自身もBRIから飛び込み営業の電話を受けたことがありますが、「申し訳ないです、投資に興味がないんですよ」とお断りしても、「では、投資に興味がないかあるかも含めて、一度お会いしてお話を」などともはやまったく日本語が通じない強引な腕力営業を受けて戸惑いました。
初心者の方は特に、自身のペースで考えるようにしてください。考えるスキを与えないような営業に引っ張られてはいけません。腕力営業の言葉を投資の教科書にするのではなく、自身のペースで自身の頭で考えて投資に踏み切ってください。
新築投資が向いている人、中古物件が向いている人
不動産投資と聞くと新築マンションばかりが頭に浮かぶかもしれませんが、目的や予算に応じてさまざまな投資スタイルがあります。
たとえば、自身の居住用でなくあくまで運用のみであるなら、意外と中古や築古物件のほうが手軽に手堅く始められる選択肢だったりもします。特に、地方で築古の戸建てなどは割と安定的に掘り出し物が出続けています。なぜなら、地方で年配オーナーが持つ物件は、「投資用」という意識もなく売りに出されることがあるからです。投資用として探しているこちら側としては「おっ」となるような結構な掘り出し物があったりします。だからこそ、投資物件の紹介サイトではなく、一般の方向けの住まい探しサイトである「アットホーム」などで中古の一戸建てをせっせと仕入れてたりするのです。
また、太陽光発電のように先行者利益よろしく攻めたいのであれば、たとえばこちらは少し違う切り口で、電話営業などに頼らず実績を上げています。リモートの簡単な無料Webセミナーでこの投資スタイルのツボがわかるので、自分の向き不向きもわかります。向いていないとわかっても、こういう投資スタイルもあるのだと知っておくだけでも武器になるでしょう。
このような小さな武器を、コツコツと集めていってください。ご自身にどのような運用スタイルが向いているのか、まずは気になる物件はどんどん資料を集めて勉強してください。気になるエリアもどんどん調べてください。くれぐれも、右も左もわからないままいきなり腕力営業全開の面談に応じて囲い込まれないように気をつけてください。
0342134220の口コミ体験談に関して
BRIが使用している電話番号「0342134220(03-4213-4220)」の口コミを募集中です。
何らかの取引にいたった体験談はもちろんのこと、ただ電話で営業を受けたというご経験でも大丈夫です。どのような些細なことでもかまいませんので、貴重なお話を是非共有させていただければと思います。