「08002229544」は不動産販売業者の飛び込みセールス電話ですが、実は不動産投資を行うにあたってはその仕組み上、特に投資未経験者の方がこのような電話営業によって不動産投資をスタートさせることはあまりお薦めできません。不動産投資はどれほど少額で始めても百万円単位の金銭負担が求められる世界です。以下、最新口コミと対応方法をご確認願います。
目次(お好きなところからご覧ください)
「08002229544」に寄せられた声から見えること
まず、この電話番号「08002229544」に対する各種口コミを片っ端から確認してみると、
・「マンション投資の迷惑営業」
・「投資用のマンションの迷惑営業」
・「不動産の飛び込みセールス」
という「不動産投資営業」で一致しています。そして同時に、相手の都合を無視する身勝手な迷惑電話であるとの苦情が多く散見されます。正直この迷惑電話という時点でもあまりお薦めできませんが、続いて営業電話の仕組みからもお薦めできない理由を見ていきます。
異常にしぶとい場合「売れ残っている物件」の可能性も
もちろん、不動産会社からセールス電話があったからといっても、そのすべてが注意すべきというわけでもありません。物件を何度かすでに購入していて良いお付き合いができている会社からは、「掘り出し物」の営業電話をいただけることがあります。信頼関係があるからこその物件です。そして、このような「掘り出し物」は、もしネット上に公開されれば即座に完売することになる物件です。売れ残ってしまうことなど到底あり得ません。
一方で、まだ投資の初心者に対し、しかも付き合い一切無しで名簿でしか知らない人間に対して、この先お金を生み出してくれる金の鶏のような物件を、皆が借金を背負ってまで欲しがるような物件を、人となりすら知らぬ人間にいきなり持っていくでしょうか。私だったらそのようなことはしません。もっと他に優先度の高いお客様がいるはずですから。
本当に資産価値ある良い物件など秒で売れますから、電話営業が執拗であればあるほど、それは人気がない物件の可能性が高くなります。それなのに、たとえば年収がせいぜい1,000万円程度で「自分は非公開物件に選ばれたはずだ!」と勘違いすると酷い目に遭います。これはただ、ローンを組ませられるから選んでいるという事情が大きいです。また、「節税が目的の赤字にする物件」でも事情は同じです。不動産での会計上の赤字を本業での所得と損益通算しても、どう見ても数年後には節税金額を超えて持ち出しが発生しそうな物件は、売れ残ります。
悪質な電話営業にとるべき対応方法
不動産業者を規制する宅建業法では、
・「会社の名前」「勧誘する人間の氏名」を伏せて勧誘をすること
・相手が契約の締結を拒否する意思表示をしたのに勧誘を継続すること
をはっきり禁じています(法施行規則第16条の12第1号のハ / 法施行規則第16条の12第1号の二)。
つまり、「会社名を名乗らないまま始まる」営業電話は違法ですし、「自分の氏名を名乗らない」のも違法です。
当然に、「断っても電話を切ろうとせず勧誘を続ける」のも違法行為ですし、「これから先も契約はしないと伝えたのに何度も電話をかけて勧誘する」のも、明確な違法行為です。
もし、「業者名を名乗らないまま始まる」「電話をかけている者の氏名を名乗らない」「断っても電話を切らずに勧誘を続ける」「これから先も契約はしないと伝えたのにまた電話勧誘してくる」に当てはまる場合、それは違法行為をおこなう違法業者の可能性もあるので、国土交通省の用意するこちらから業者名検索をして免許行政庁を確認し、片っ端から通報しましょう。塵も積もれば巨大な山となります。
また、最近の電話機はデフォルトで通話が録音されるので、たとえば「宅建業法ってご存じですか?」と質問してそのリアクションをYouTubeのような動画サイトやSNSで共有するのも良いかもしれませんね。
警戒すべき営業電話の見分け方
そもそも、営業電話で名前しか知らない人間に薦めてくる物件が、現実的にどれほどの実利回りが確保できる物件なのかを考えなければなりません。今、「実利回りって?」とまるで意味がわからなかった方は、手を出さないほうが良いでしょう。実利回りというのは、見せかけの表面利回りではなく、実際に運用した場合にかかる経費を差し引いた本当の利回りのことです。客に考える時間を与えないゴリ押しタイプの不動産会社は、表面利回りばかり見せたがります。
もし、08002229544の説明する利回りに次の項目が一つでも含まれていなかったなら、是非確認してみてください。下記について概算値を電話で答えられない、言いよどむ、あるいは「まずはお会いしてその際にお話を」などの反応があるなら、話を進めるのは控えたほうが良いと思います。
・取得価格…販売価格に諸経費を加算した価格。販売価格の6%か7%くらい。仲介料、不動産取得税、登記費用など。
・入居率 or 空室率…100%続く満室などあり得ません。満室だけで試算された表面利回りは無意味。
・退去時広告費…次の入居付けの広告費。管理会社次第だが、家賃の二ヶ月分くらい。
・値下がり幅幅…たいていの場合、購入時の価格と同一水準の価格で売ることはできない。
・修繕積立金(共用部)…マンションの場合は必要。
・管理費(共用部)…マンションの場合は必要。
・火災保険…毎年かかります。
・固定資産税…毎年かかります。価格の1%前後、あるいは家賃の1-2か月分くらい。
・退去時のリフォーム代…退去時の美装費用。クロス、床、清掃費など。
・支払利息…現金買いではなく融資の場合に必須。融資を受ける前提なのに利回り試算に利息負担を明記していない業者ははっきり言って駄目。
まずは「自身のペースで」勉強しましょう
もし08002229544からセールスされて不動産投資に興味がわいたとしても、それではといきなり相手のペースで言われるがままに面談に臨んだり腕力営業と対峙するよりは、まずは軽くでも良いので自身のペースで勉強してみてください。この「自身のペースで」というのは本当に大切なことです。自身でまだ相場観も身についていない段階で、腕力営業の懐に飛び込んでいくのは好ましくありません。
私自身もBRIという不動産投資業者から飛び込み営業の電話を受けたことがありますが、「申し訳ないです、投資に興味がないんですよ」と断ったのに、「では、投資に興味がないかあるかも含めて、一度お会いしてお話を」などともはやまったく日本語が通じない強引な腕力営業を受けて戸惑いました。
初心者の方は特に、自身のペースで考えるようにしてください。考えるスキを与えないような営業に引っ張られてはいけません。腕力営業の言葉を投資の教科書にするのではなく、自身のペースで自身の頭で考えて投資に踏み切ってください。
新築投資が向いている人、中古物件が向いている人
不動産投資と聞くと新築ばかりが頭に浮かぶかもしれませんが、目的や予算に応じたさまざまな投資スタイルがあります。
たとえば、自身の居住目的ではなくあくまで運用一辺倒であるなら、意外と築古や中古物件のほうが手軽かつ手堅く始められる選択肢となります。特に、地方で築古の戸建てなどは割と安定して掘り出し物が出てきます。なぜなら、地方の年配オーナーの物件は、「投資用」という意識もなく売りに出されることが珍しくないからです。投資用として探しているこちら側としては「うわっ」となるような結構な掘り出し物があったりします。だからこそ、投資物件の紹介サイトなどではなく、一般の方向けの住まい探しサイトである「アットホーム」などで中古の一戸建てをせっせと仕入れてたりするのです。
また、太陽光発電のように先行者利益よろしくいきたいのなら、たとえばこちらは少し変わった切り口の投資スタイルで、電話営業などに頼らず実績を上げています。リモートの簡単な無料Webセミナーでこの投資スタイルのツボがわかるので、自分の向き不向きもわかります。向いていないとわかっても、こういう切り口もあるのだと知っておくだけでも武器になるでしょう。
このような小さな武器を、コツコツと集めていってください。ご自身にどのような運用スタイルが向いているのか、まずは気になる物件はどんどん資料を集めて勉強してください。気になるエリアもどんどん調べてください。くれぐれも、右も左もわからないままいきなり腕力営業全開の面談に応じて囲い込まれないように気をつけてください。
08002229544の利用体験について
電話番号「08002229544(0800-222-9544)」についての口コミ情報を募集中です。
何らかの取引にいたった体験談はもちろん、ただ電話上で会話をしたというご経験でも大丈夫です。どのような些細なことであってもかまいませんので、貴重なお話を是非共有させていただければと思います。
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