「08005003072」は不動産販売会社「株式会社東京日商エステム(澤敏光代表)」の飛び込みセールス電話ですが、不動産投資はどれほど少額スタートでも百万単位の金銭負担が伴う世界です。よほどお金を持て余して困っているという状況でもない限り、まずはご自身のペースで勉強をして投資に踏み出すことが肝要ですので、以下、最新口コミと対応方法をご確認願います。
目次(お好きなところからご覧ください)
「08005003072」に寄せられた口コミを確認してみる
まず、この電話番号「08005003072」についての各種口コミをくまなく確認していると、
・「不動産投資のセールスです」
・「投資用の不動産を熱意みなぎる電話でセールス」
・「マンション投資の営業電話」
・「間違い電話」
・「名簿業者から個人情報を法律にのっとって入手して電話をかけているそうです」
という「不動産投資セールス」で一致しています。買い取りではなく販売目的の電話ということで間違いないでしょう。
「売れ残り」と「掘り出し物」を見分けよう
不動産会社から営業電話があったからといっても、そのどれもが例外なく注意すべきというわけでもありません。利回りの良い収益物件を紹介してくれることは当然にあります。
とりわけ、物件をいくつかすでに購入してそれなりに信頼関係が築けている会社からは、「掘り出し物」の営業電話を頂戴できることがあります。すでに信頼関係があるからこその物件です。そして、このような「掘り出し物」は、もしネット上に出るとすぐに完売するような物件です。売れ残ってしまうことなどまずありません。本当に資産価値がある良い物件なんて秒で買い手が付きます。
一方で、まだ投資経験もない初心者に対し、しかも付き合い一切無しで名簿でしか知らない人間に対して、この先お金を生み出してくれる金の鶏のような物件を、皆が借金してでも入手したがるような物件を、人となりも知らぬ人間にいきなり差し出すような営業がいたら、それは非常にラッキーです。これは絶対にないとは断言できないので、チャンスを見逃さないためにはやはり備えが大切となります。
その利回りは、表面利回りじゃないですか?
名前しか知らない人間に対しセールス電話で薦めてくる物件が、現実的にどれほどの掘り出し物でどれほど実利回りが確保できる物件なのかをまず把握する必要があります。今、「実利回り?」とまるで意味がわからなかった方は、もう少し勉強したほうが良いかもしれません。実利回りというのは、「見せかけの表面利回り」ではなく、現実に運用すると必要になる諸経費を差し引いた本当の利回りのことです。
もし、08005003072の言う利回りに次の項目が含まれていなかったなら、是非確認してください。08005003072からの営業電話は非常に熱心ですから、これらについて概算値を電話上でも即答してくれるはずです。
・取得価格…販売価格に諸経費を加算した価格。おおよそ販売価格の6%か7%くらい。仲介料や不動産取得税、登記費用など。
・入居率 or 空室率…100%続く満室などあり得ません。満室だけで試算された表面利回りは無意味。
・退去時広告費…次の入居者探しにかかる広告費。管理会社によるが、家賃の二ヶ月分くらい。
・値下がり額幅…たいていの場合、購入時の価格と同じ価格で売ることはできない。
・修繕積立金(共用部)…マンションの場合は必要。
・管理費(共用部)…マンションの場合は必要。
・火災保険…毎年かかります。
・固定資産税…毎年かかります。価格の1%前後、あるいは家賃の1-2か月分くらい。
・退去時のリフォーム代…退去時の美装費用。クロス、床、清掃費など。
・支払利息…現金買いではなく融資の場合に必須。融資を受ける前提なのに利回り試算に利息負担を明記していない業者は駄目。
まず「自身のペースで」勉強してください
もし08005003072から営業されて不動産投資に興味がわいたとしても、それではといきなり東京日商エステムのペースで言われるがままに面談に臨んだりするよりは、まずは軽くでも良いので自身のペースで勉強してみてください。いきなり無勉強で面談してまともな質問もできず、相手の話をほぼ一方的に聞くだけになっては、東京日商エステムに対して非常に失礼にもなります。
そもそも、一口に「不動産投資」といっても、大きくいくつかの特徴があります。たとえば、こちらの無料一括資料請求などでその主要な仕組みを事前に理解しておくだけでも、08005003072のような会社とのやり取りも、はるかに有意なものになります。事前にマンション経営の骨格をつかむことができますので。
初心者の方は特に、自身のペースで考えるようにしてください。営業の言葉をそのまま投資の教科書にするのでは営業している方にも失礼ですし、何より、自身のペースで自身の頭で考えて投資に踏み切らないと生き抜いていけません。
新築投資が向いている人、中古物件が向いている人
不動産投資と聞くと新築マンションのイメージが濃いかもしれませんが、予算や目的に応じたさまざまな投資スタイルがあります。
たとえば、自分が住むわけではなくあくまで運用一辺倒であれば、意外と築古や中古物件のほうが手軽かつ手堅く始められる選択肢だったりもします。特に、地方にある築古戸建てなどは今でも掘り出し物が出続けています。なぜなら、地方の年配の方が持っている物件は、「投資用」という意識もなく売りに出されることがあるからです。投資用として探しているこちら側としては「うわっ」となるような結構な掘り出し物があったりします。だからこそ、投資物件のサイトなどではなく、一般の方向けの住まい探しサイトである「アットホーム」などでせっせと仕入れてたりするのです。
先ほどの資料請求などを通して、このような小さな武器を、コツコツと集めていってください。自分にどのような運用スタイルが合っているのか、まずは気になる物件はどんどん資料を集めて勉強してください。気になるエリアもどんどん調べてください。
電話営業を受けた場合の定番の対応方法
ちなみに、不動産販売会社を規制する宅建業法では、
・「会社の名前」「勧誘を行う者の氏名」を隠して勧誘すること
・相手が契約の締結を拒否する意思表示をしたのに勧誘を続けること
を明白に禁じています(法施行規則第16条の12第1号のハ / 法施行規則第16条の12第1号の二)。
つまり、「会社名を言わないまま繰り出される」営業電話は違法行為ですし、「電話をかけている者の氏名を名乗っていない」のも違法です。当然に、「断っても電話を切ろうとせず勧誘を続ける」のも違法行為ですし、「これから先も契約はしないと断ったのにまた電話をかけて勧誘してくる」のも、明らかに違法行為です。
今回の08005003072からかけてくる東京日商エステムは当然に法令を遵守する会社ですから、後々の齟齬がないように、営業をかけてきてくれた方の名前をしっかり記録しておきましょう。
なお、08005003072から営業を受けているということは、他の不動産会社から営業を受けている方も少なくないことでしょう。08005003072以外の会社から営業を受け、それらの業者がもし、「会社名を名乗らずにいきなり始まる」「自分の氏名を名乗っていない」「断ったのに電話を切らないで勧誘を続ける」「今後も契約はしないと断ったのにしつこく電話勧誘してくる」に該当するのであれば、それは違法行為をおこなう違法業者の可能性があるので、国土交通省が用意するこちらから会社名を検索して免許行政庁を調べ、徹底的に通報していきましょう。チリも積もれば大きな山となります。
また、近頃の電話は勝手に通話が録音されるので、たとえば「宅建業法って知ってますか?」と相手に投げてみてその対応をYouTubeなどの動画サイトやSNSで共有してみるのも良いかもしれませんね。
08005003072の口コミ・体験談に関して
東京日商エステムが使っている電話番号「08005003072(0800-500-3072)」についての皆様からのお声を募集中です。
何らかの取引をした体験談はもちろん、ただ電話口で会話をしたというご経験でも大丈夫です。どのような些細なことであってもかまいませんので、貴重な体験談を是非共有させていただければと思います。
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