「0120303029」は不動産の販売を行う「株式会社日商エステム」の営業電話ですが、不動産投資はどんなに少額スタートでも百万円単位で金銭負担が伴う世界です。よほどお金を持て余しているという状況でもない限り、まずはご自身のペースで勉強をして投資に踏み出すことが肝要ですので、以下、最新口コミと対応方法をご確認願います。
目次(お好きなところからご覧ください)
「0120303029」への口コミから見えること
まず、この電話番号「0120303029」に対する口コミを徹底的に確認してみると、
・「名簿業者から個人情報を合法的に購入して営業をかけているとのことでした」
・「日商エステム(?)とかいう感じの不動産会社」
・「マンションの営業」
・「投資用不動産の情熱あふれる売り込み」
という「不動産経営営業」で一致しています。買い取りではなくセールス目的の電話ということで間違いないでしょう。
「掘り出し物」と「売れ残り」を見分ける
不動産会社からセールスを受けたからといって、そのすべてが例外なく悪いというわけではありません。良い収益物件を紹介してくれることも当然にあります。
とりわけ、すでに物件を何度か購入していて信頼関係が築けている会社からは、営業電話で「掘り出し物」を紹介してくれることがあります。すでに信頼関係があるからこその物件です。そして、このような「掘り出し物」は、もしネット上に出ればすぐに完売間違いなしの物件です。売れ残ってしまうことなどまずありません。本当に資産価値がある良い物件など秒で売れます。
一方で、まだ投資経験もない人間に対し、しかも付き合い無しの名簿でしか知らない人間に対して、この先お金を生み出してくれる金の鶏のような物件を、皆が借金をしてまで欲しがる物件を、人となりすら知らぬ人間にいきなり電話で持っていくような営業がいたら、それはこの上なく幸運です。これは100パーセントないとは明言できないので、このチャンスを見逃さないためにはやはり事前の勉強が大切となります。
その利回り、実利回りですか?
見ず知らずの人間に飛び込みセールスで薦めてくる物件が、実際にどれくらいの掘り出し物でどれくらいの実利回りを確保できる物件なのかをまず把握する必要があります。今、「実利回りって何だろう?」とまるで意味がわからなかった方は、もう少し勉強したほうが良いかもしれません。実利回りというのは、「うわっつらの表面利回り」ではなく、現実に運用すると必要になる諸経費を差し引いた本当の利回りのことです。
もし、0120303029が提示する利回りに次の項目が含まれていなかったなら、是非質問してみてください。0120303029からの営業電話はとっても熱心ですから、下記項目についての概算値や目安を電話上でも即答してくれるに違いありません。
・取得価格…販売価格に諸経費を合算した価格。販売価格の6%か7%くらい。仲介料に不動産取得税、登記費用など。
・入居率 or 空室率…100%ずっと満室などまずあり得ません。満室だけで計算された表面利回りは無意味。
・退去時広告費…次の入居者を探す広告費。管理会社次第だが、家賃の二ヶ月分くらい。
・値下がり幅幅…通常は購入時の価格とまったく同じ価格で売ることはできない。
・修繕積立金(共用部)…マンションの場合は必要。
・管理費(共用部)…マンションの場合は必要。
・火災保険…毎年かかります。
・固定資産税…毎年かかります。価格の1%前後、あるいは家賃の1-2か月分くらい。
・退去時のリフォーム代…退去時の美装費用。クロス、床、清掃費など。
・支払利息…現金買いではない融資の場合は必須。融資を受ける前提なのに試算に利息負担を明記していない業者ははっきり言って駄目。
まずは「自身のペースで」学びましょう
もし0120303029からの電話で不動産投資に興味がわいたとしても、それではといきなり日商エステムのペースで言われるがままに近くの喫茶店あたりで面談に臨んだりするよりは、まずは軽くでも良いので自身のペースで勉強してみてください。まるで無勉強なまま面談してまともな受け答えもできず、相手の話すことをほぼ一方的に聞くだけになっては、日商エステムに対して非常に失礼にもなります。
そもそも、一概に「マンション投資」といっても、大きくいくつかの特徴があります。たとえば、こちらの無料一括資料請求などでその主要な仕組みをあらかじめ理解しておくだけでも、日商エステムとのやり取りも、はるかに有意なものになります。あらかじめマンション経営の骨格をつかむことができますので。
初心者の方は特に、自身のペースで考えるようにしてください。営業の言葉をそのまま投資の教科書にするのでは営業している方にも失礼ですし、何より、自身のペースで自身の頭で考えて投資に踏み切らないと生き抜いていけません。
新築投資が良いとは限らない
不動産投資と聞くと新築マンションのイメージが強いかもしれませんが、目的や予算に応じてさまざまな投資スタイルがあります。
たとえば、自分が住むわけではなくあくまで運用だけであるなら、意外と中古や築古物件のほうが手軽かつ手堅く始められる選択肢となります。特に、地方で築古の戸建てなどは今でも掘り出し物が出続けています。なぜなら、地方の年配の方が持っている物件は、「投資用」という意識もなく売りに出されることがあるからです。投資用として探しているこちら側としては「うわっ」となるような結構な掘り出し物があったりします。だからこそ、投資物件の紹介サイトではなく、一般向けの住まい探しサイトである「アットホーム」などでせっせと仕入れてたりするのです。
先ほどの資料請求などを通して、このような小さな武器を、コツコツと集めていってください。自分にどのような運用スタイルが向いているのか、まずは気になる物件はどんどん資料を集めて勉強してください。気になるエリアもどんどん調べてください。
電話営業を受けた際の定番の対応方法
ちなみに、不動産販売会社を規制する宅建業法では、
・「業者名」「勧誘を行う者の氏名」を名乗らないで勧誘をすること
・相手が契約の締結を拒否する意思表示をしたのに勧誘を続けること
をはっきりと禁止しています(法施行規則第16条の12第1号のハ / 法施行規則第16条の12第1号の二)。
つまり、「会社名を名乗らないまま始まる」営業電話は違法行為ですし、「自分の氏名を名乗らない」のも違法です。言うまでもなく、「断っても電話を切らないで勧誘を続ける」のも違法行為ですし、「今後も契約はしないと伝えたのにまた電話をかけて勧誘する」のも、まさしく違法行為です。
今回の0120303029からかけてくる日商エステムは当然に法令を遵守する会社ですから、後々の齟齬がないよう、営業をかけてきてくれた方の氏名をしっかり記録しておきましょう。
なお、日商エステムから電話がかかってくるということは、他の不動産会社から営業を受けている方も少なくないことでしょう。日商エステム以外の会社から営業を受け、それらの業者が万が一、「業者名を名乗らずに繰り出される」「電話をかけている者の氏名を名乗っていない」「断ったのに電話を切らずに勧誘を続ける」「今後も契約はしないと断ったのにしつこく電話をかけて勧誘する」に当てはまるなら、それは違法行為をおこなう違法業者からの電話かもしれませんので、国土交通省が用意しているこちらから業者名を検索して免許行政庁を確認し、片っ端から通報しておきましょう。チリも積もれば巨大な山と化します。
また、近ごろは電話で自動で通話が録音されるので、たとえば「宅建業法はご存じですか?」と問うてその対応をYouTubeなどの動画サイトやSNSで共有してみるのも良いかもしれません。
0120303029の利用体験に関して
日商エステムが使っている電話番号「0120303029(0120-303-029)」に対しての皆様からのお声を募集中です。
何らかの取引にいたった体験談はもちろん、ただ電話口で会話をしたというご経験でも大丈夫です。どのような些細なことであってもかまいませんので、貴重なお話を是非共有させていただければ幸いです。
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