「07012783115」は不動産販売会社の飛び込み営業ですが、実は不動産投資を始めるにあたってはその仕組み上、とりわけ不動産投資の経験がない方がこのような飛び込み営業から不動産投資をスタートさせるのはあまり好ましくありません。不動産投資はいくら少額からスタートしても百万円単位で金銭負担が求められる世界ですので、以下、最新の口コミと対応方法をご確認ください。
目次(お好きなところからご覧ください)
「07012783115」への口コミや苦情を確認してみる
まず、今回の電話番号「07012783115」について投稿された各種口コミを確認してみると、
・「マンション経営の飛び込みセールス」
・「投資用不動産の営業電話」
・「不動産運用の迷惑営業」
などの「不動産投資を薦めるセールス電話」で一致しています。そして同時に、相手の都合などお構いなしの身勝手な迷惑電話であるとの声が多く散見されました。正直なところこの迷惑電話という時点であまりお薦めできませんが、続いて、営業電話の仕組みからもお薦めできない理由を解説します。
常軌を逸してしつこい場合「売れ残り物件」の可能性も
もちろん、不動産会社から営業を受けたからといって、そのすべてが例外なく悪いというわけではありません。すでに物件を何度か購入して信頼関係が築けている会社からは、営業電話で「掘り出し物」をいただけることがあります。信頼関係があるからこそ出てくる物件です。そして、このような「掘り出し物」は、もしネット上に出されるとすぐに完売する類の物件です。売れ残ってしまうことなど絶対にありません。
一方で、まだ投資をしたことがない人間に対し、しかも付き合いもない名簿でしか知らない人間に対して、この先お金を生み出してくれる金の鶏のような物件を、皆が借金をしてでも欲しがるような物件を、人となりすら知らない人間にいきなり持っていくでしょうか。私だったらそんなことはしません。もっと他に優先すべきお客様がいるはずですから。
本当に資産価値ある良い物件は秒で売れますから、セールス電話がしつこければしつこいほど、それは人気がない物件の可能性が濃厚となります。それなのに、たとえば年収がせいぜい1,000万円程度で「自分は特別な物件に選ばれたにちがいない!」と勘違いすると痛い目に遭います。これはただ、ローンを組ませられるから選んでいるという事情が大きいです。また、「節税目当てで赤字にする物件」でも事情は同じです。不動産での会計上の赤字を本業の所得と損益通算しても、どう見ても数年後には節税できる金額以上の持ち出しが発生しそうな物件は、売れ残ります。
しつこいセールス電話に対する対応方法
不動産販売会社を規制する宅建業法では、
・「会社の名前」「勧誘を行う者の氏名」を伏せて勧誘すること
・相手が契約を締結しない意思表示をしたのに勧誘を継続すること
をはっきり禁止しています(法施行規則第16条の12第1号のハ / 法施行規則第16条の12第1号の二)。
つまり、「会社名を名乗らずいきなり始まる」営業電話は違法ですし、「電話をかけている人間の氏名を名乗っていない」のも違法行為です。
当然に、「断ったのに電話を切らないで勧誘を続ける」のも違法行為ですし、「今後も契約はしないと伝えたのに何度も電話をかけて勧誘する」のも、明確な違法行為です。
万が一にも、「業者名を言わずに始まる」「電話をかけている者の氏名を名乗らない」「断っても電話を切らずに勧誘を続ける」「今後も契約はしないと断ったのにしつこく電話勧誘する」に該当するのであれば、それは違法行為をおこなう違法業者の可能性があるので、国土交通省が用意してあるこちらで会社名を検索して免許行政庁を確認し、もれなく通報しましょう。チリも積もれば大きな山となります。
また、最近の電話は自動で通話が録音されるので、たとえば「宅建業法って知ってます?」のように相手に問うてその対応をYouTubeやSNSで共有するのも良いかもしれません。
警戒すべきセールス電話の見分け方
そもそも、飛び込みセールスで名前しか知らない人間に薦めてくる物件が、現実的にどれほどの実利回りが確保できる物件なのかを考えなければなりません。今、「実利回りって何だろう?」と意味がわからなかった方は、手を出さないほうが良いでしょう。実利回りというのは、見せかけの表面利回りではなく、現実に運用した場合にかかる諸経費を差し引いた本当の利回りのことです。相手に考える時間を与えないゴリ押しタイプの不動産会社は、表面利回りばかりを見せてきます。
もし、07012783115が提示する利回りに次の項目が一つでも含まれていなかったなら、是非質問してください。下記項目について概算値や目安を電話で即答できない、言いよどむ、あるいは「一度お会いしてその時にでもお話を」などの反応がある場合、話を進めるのは控えたほうが良いと思います。
・取得価格…販売価格に諸経費を加算した価格。おおよそ販売価格の6%か7%くらい。仲介料に不動産取得税、登記費用など。
・入居率 or 空室率…100%ずっと満室などあり得ません。満室のみで計算された表面利回りは無意味。
・退去時広告費…次の入居者探しにかかる広告費。管理会社によるが、家賃の二ヶ月分くらい。
・値下がり幅幅…普通は購入価格と同一水準の価格で売ることはできない。
・修繕積立金(共用部)…マンションの場合は必要。
・管理費(共用部)…マンションの場合は必要。
・火災保険…毎年かかります。
・固定資産税…毎年かかります。価格の1%前後、あるいは家賃の1-2か月分くらい。
・退去時のリフォーム代…退去時の美装費用。クロス、床、清掃費など。
・支払利息…現金買いではなく融資の場合に必須。融資を受ける前提なのに利回り試算に利息負担を明記していない業者はNG。
まずは「自身のペースで」勉強しましょう
もし07012783115から営業されて不動産投資に興味がわいたとしても、それではといきなり相手のペースで言われるがままに面談に臨んだり腕力営業と対峙するよりは、まずは軽くでも良いので自身のペースで勉強してみてください。この「自身のペースで」というのは本当に大切なことです。自身でまだ相場観も身についていない段階で、腕力営業の懐に飛び込んでいくのは好ましくありません。
私自身もBRIというマンション販売会社から飛び込み営業の電話を受けたことがありますが、「申し訳ないです、投資に興味がないんですよ」とお断りしても、「では、投資に興味がないかあるかも含めて、一度お会いしてお話を」などともはやまったく日本語が通じない強引な腕力営業を受けて戸惑いました。
初心者の方は特に、自身のペースで考えるようにしてください。考えるスキを与えないような営業に引っ張られてはいけません。腕力営業の言葉を投資の教科書にするのではなく、自身のペースで自身の頭で考えて投資に踏み切ってください。
新築投資が向いている人、中古物件が向いている人
不動産投資と聞くと新築のイメージが濃いかもしれませんが、予算や目的に応じてさまざまな投資スタイルがあります。
たとえば、自身の居住用ではなくあくまで運用だけの場合、意外と築古や中古物件のほうが手軽かつ手堅く始められる選択肢となります。特に、地方の築古戸建てなどは今でも安定して掘り出し物が出てきます。なぜなら、地方で年配オーナーが持つ物件は、「投資用」という意識もなく売りに出されることが珍しくないからです。投資用として探しているこちら側としては「おっ」となるような結構な掘り出し物があったりします。だからこそ、投資物件の紹介サイトではなく、一般の方向けの住まい探しサイトである「アットホーム」などで築古戸建てをせっせと仕入れてたりするのです。
また、太陽光発電のように先行者利益よろしくいきたいのであれば、たとえばこちらは他と違う投資スタイルで、電話営業に頼ることもせず実績を上げています。リモートの簡単な無料Webセミナーでこの手法のツボがわかるので、自分の向き不向きもわかります。向いていないとわかっても、こういう投資スタイルもあるのだと知っておくだけでも武器になるでしょう。
このような小さな武器を、コツコツと集めていってください。自分にどのような運用スタイルが合っているのか、まずは気になる物件はどんどん資料を集めて勉強してください。気になるエリアもどんどん調べてください。くれぐれも、右も左もわからないままいきなり腕力営業全開の面談に応じて囲い込まれないように気をつけてください。
07012783115の利用体験について
電話番号「07012783115(070-1278-3115)」に対しての口コミを募集中です。
何らかの取引をした体験談はもちろんのこと、ただ電話口で話をしたというご経験でも大丈夫です。どのような些細なことでもかまいませんので、貴重な体験談を是非共有させてください。
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