「0345896705」は不動産の販売業者「ニッテイホールディングス」のセールス電話ですが、実は不動産投資を行うにあたってはその仕組み上、とりわけ初心者の方がこの手の営業電話によって不動産投資を始めることはあまりお薦めはできません。不動産投資はどんなに少なくとも百万円単位の金銭負担が伴う世界です。以下、最新口コミと対応方法をご確認願います。
目次(お好きなところからご覧ください)
「0345896705」に対する口コミを確認してみる
まず、この電話番号「0345896705」について寄せられた口コミをくまなく確認していると、
・「マンション経営の飛び込みセールス」
・「取引先を装ってアポ取りしてくるやばい会社」
・「マンション投資の飛び込み営業」
・「職場にしつこく個人営業の電話をかけてくる最悪の迷惑業者」
という「不動産投資を薦めるセールス」で一致しています。そして同時に、こちらの都合などお構いなしの一方的な迷惑電話であるとの苦情も実に多く散見されました。正直この迷惑電話という時点でもあまりお薦めできませんが、次に、営業電話の仕組みからもお薦めできない理由を解説します。
執拗すぎる場合「売れ残り物件」の可能性も
もちろん、不動産会社から営業を受けたからといって、そのすべてが例外なく悪いというわけではありません。すでにいくつか物件を購入して「この人は良い物件さえ紹介すればすぐ買ってくれる」と思ってくれている会社からは、「掘り出し物」を営業電話で紹介していただけることがあります。信頼関係があるからこその物件です。そして、このような「掘り出し物」は、もしネット上に公開されればすぐに完売するような物件です。売れ残ることなどまずありません。
一方で、まだ投資を知らない人間に対し、しかも付き合い無しの名簿でしか知らない人間に対して、これからお金を生み出してくれる金の鶏のような物件を、誰もが借金をしてまで欲しがるような物件を、人となりも知らない人間にいきなり差し出すでしょうか。私ならそのようなことはしません。他にもっと優先度が高いお客様がいるはずですから。
本当に資産価値のある良い物件は秒で買い手が付きますから、電話セールスが執拗であればあるほど、それは人気がない物件の可能性も濃厚となります。それなのに、たとえば年収がたかだか1,000万円程度で「自分は非公開物件にふさわしいと選ばれたにちがいない!」と勘違いすると痛い目に遭います。これはただ、ローンを組ませられるから選んでいるという事情が大きいです。また、「節税が目当ての赤字にしておく物件」でも事情は同じです。不動産での会計上の赤字分を本業の所得と損益通算しても、どう見ても数年後には節税できる金額以上の持ち出しが発生しそうな物件は、売れ残ります。
たちの悪い営業電話を受けた場合の対応方法
ニッテイホールディングスのような不動産会社を規制する宅建業法では、
・「会社の名前」「勧誘する者の氏名」を名乗らずに勧誘すること
・相手が契約を締結しない意思表示をしたのに勧誘を続けること
を厳に禁じています(法施行規則第16条の12第1号のハ / 法施行規則第16条の12第1号の二)。
つまり、「業者名を言わずに始まる」営業電話は違法行為ですし、「電話をかけている人間の氏名を名乗らない」のも違法です。
言うまでもなく、「断ったのに電話を切らないで勧誘を続ける」のも違法行為ですし、「今後も契約はしないと伝えたのにしつこく電話をかけて勧誘する」のも、まさしく違法行為です。
万が一、「業者名を名乗らない」「電話をかけている者の氏名を名乗らない」「断っても電話を切らないで勧誘を続ける」「今後も契約はしないと伝えたのにまた電話勧誘してくる」に該当するのであれば、それは違法行為をおこなう違法業者の可能性があるので、国土交通省が用意してあるこちらから業者名検索をして免許行政庁を調べ、一つ残さず通報しておきましょう。チリも積もれば大きな山になります。
また、最近の電話は勝手に通話が録音されるので、たとえば「宅建業法をご存じですか?」と相手に問いかけてそのリアクションをYouTubeなどの動画投稿サイトやSNSで共有してみるのも良いかもしれません。
警戒が必要な電話営業の見分け方
そもそも、飛び込み営業で見ず知らずの人間に薦めてくる物件が、現実的にどれほどの実利回りが確保できる物件なのかを考えなければなりません。今、「実利回り?」と言葉の意味がわからなかった方は、手を出さないほうが良いでしょう。実利回りというのは、見せかけの表面利回りではなく、現実に運用した場合にかかるコストを差し引いた本当の利回りのことです。相手に考える時間を与えないゴリ押しスタイルの不動産会社が話の前提にするのは、表面利回りばかりです。
もし、0345896705が提示する利回りに次の項目が一つでも含まれていなかったなら、是非質問してみてください。下記項目について概算値や目安を電話で即答できない、答えたがらない、あるいは「一度お会いしてその際にでもお話を」などの反応があったなら、面談は控えたほうが良いと思います。
・取得価格…販売価格に諸経費を加算した価格。大体販売価格の6%か7%くらい。仲介料や不動産取得税、登記費用など。
・入居率 or 空室率…100%ずっと満室などあり得ません。満室だけで試算された表面利回りは無意味。
・退去時広告費…次の入居付けに必要な広告費。管理会社次第だが、家賃の二ヶ月分くらい。
・値下がり額幅…普通は購入価格と同じ価格で売ることはできない。
・修繕積立金(共用部)…マンションの場合は必要。
・管理費(共用部)…マンションの場合は必要。
・火災保険…毎年かかります。
・固定資産税…毎年かかります。価格の1%前後、あるいは家賃の1-2か月分くらい。
・退去時のリフォーム代…退去時の美装費用。クロス、床、清掃費など。
・支払利息…現金買いではなく融資の場合に必須。融資を受ける前提なのに利回り試算に利息負担を明記していない業者ははっきり言って駄目。
まずは「自身のペースで」勉強しましょう
もし0345896705から営業を受けて不動産投資に興味がわいたとしても、それではといきなりニッテイホールディングスのペースで言われるがままに面談に臨んだり腕力営業と対峙するよりは、まずは軽くでも良いので自身のペースで勉強してみてください。この「自身のペースで」というのは本当に大切なことです。自身でまだ相場観も身についていない段階で、腕力営業の懐に飛び込んでいくのは好ましくありません。
私自身もBRIという不動産投資業者から飛び込み営業の電話を受けたことがありますが、「申し訳ないです、投資に興味がないんですよ」とお断りしたのに、「では、投資に興味がないかあるかも含めて、一度お会いしてお話を」などともはやまったく日本語が通じない強引な腕力営業を受けて戸惑いました。
初心者の方は特に、自身のペースで考えるようにしてください。考えるスキを与えないような営業に引っ張られてはいけません。腕力営業の言葉を投資の教科書にするのではなく、自身のペースで自身の頭で考えて投資に踏み切ってください。
新築投資が向いている人、中古物件が向いている人
不動産投資と聞くと新築マンションばかりに目が行くかもしれませんが、目的や予算に応じたさまざまな投資スタイルがあります。
たとえば、自身の居住目的ではなくあくまで運用一辺倒であれば、意外と中古や築古物件のほうが手軽に手堅く始められる選択肢となります。特に、地方の築古戸建てなどは割と安定して掘り出し物が出てきます。なぜなら、地方で年配オーナーが持つ物件は、「投資用」という意識もなく売りに出されることが珍しくないからです。投資用として探しているこちら側としては「うわっ」となるような結構な掘り出し物があったりします。だからこそ、投資物件のサイトなどではなく、一般向けの住まい探しサイトである「アットホーム」などでせっせと仕入れてたりするのです。
また、太陽光発電のように先行者利益よろしくいきたいのであれば、たとえばこちらは少し変わった切り口の投資スタイルで、電話営業に頼ることもせず実績を上げています。リモートの簡単な無料Webセミナーでもこの投資スタイルのツボがわかるので、自分の向き不向きもわかります。向いていないとわかっても、世の中にはこういう切り口もあるのだと知っておくだけでも武器になるでしょう。
このような小さな武器を、コツコツと集めていってください。自分にどのような運用スタイルが向いているのか、まずは気になる物件はどんどん資料を集めて勉強してください。気になるエリアもどんどん調べてください。くれぐれも、右も左もわからぬままいきなり腕力営業全開の面談に応じて囲い込まれないように気をつけてください。
0345896705の口コミ体験について
ニッテイホールディングスが使っている電話番号「0345896705(03-4589-6705)」の口コミ情報を募集中です。
何らかの取引をしたお話はもちろん、ただ電話上でセールスを受けたというご経験でも大丈夫です。どのような些細なことでもかまいませんので、貴重な体験談を是非共有させていただければ幸いです。
この記事へのコメントはありません。