「08005003811」は不動産の販売会社「デュアルタップ」の営業電話番号ですが、不動産投資はどれほど少額で始めても百万単位で金銭負担が求められる世界です。よほどお金が有り余って困っているという状況でもない限り、まずはご自身のペースで勉強をして投資に踏み出すことが肝要ですので、以下、最新の口コミと対応方法をご確認ください。
目次(お好きなところからご覧ください)
「08005003811」に寄せられた口コミから見えること
まず、この電話番号「08005003811」に対して寄せられた各種口コミを徹底的に確認すると、
・「不動産投資の熱意あふれるセールスでした」
・「投資用の不動産の熱心な営業電話」
・「マンション運用の営業でした」
・「個人情報を名簿業者から合法的に入手して電話をかけているとのことでした」
などの「不動産投資のセールス電話」で一致しています。買い取りではなくセールス目的の電話ということで間違いないでしょう。
「掘り出し物」と「売れ残り」を見分ける
不動産会社からセールスを受けたからといって、そのどれもが例外なく悪いというわけでもありません。良い物件を紹介してくれることも当然にあります。
とりわけ、物件を何度かすでに購入していてそれなりの信頼関係がある会社からは、「掘り出し物」の営業を頂戴できることがあります。信頼関係があるからこその物件です。そして、このような「掘り出し物」は、もしネット上に公開されると即完売するような物件です。売れ残ってしまうことなど絶対にありません。本当に資産価値のある良い物件は秒で売れます。
一方で、まだ投資を知らない人間に対し、しかも付き合いもない名簿でしか知らない人間に対して、これから長くお金を生み出していってくれる金の鶏のような物件を、誰もが借金をしてまで欲しがるような物件を、人となりも知らない人間にいきなり差し出すような営業がいたら、それは非常に儲けものです。これは100パーセントないとも言い切れないので、見逃さないためにはやはり勉強が必要となります。
表面利回りではなく実利回りを意識しよう
セールス電話で会ったことすらない人間に薦めてくる物件が、現実的にどれほどの掘り出し物でどれほどの実利回りが確保できる物件なのかをまず把握する必要があります。今、「実利回り?」とまるで意味がわからなかった方は、もう少し勉強したほうが良いかもしれません。実利回りというのは、「見せかけだけの表面利回り」ではなく、実際に運用した場合にかかる経費を差し引いた本当の利回りのことです。
もし、08005003811が言う利回りに次の項目が含まれていなかったなら、是非質問してみてください。08005003811からの営業電話はとても熱心ですから、下記についての目安や概算値を電話上でも即答してくれるはずです。
・取得価格…販売価格に諸経費を追加した価格。大体販売価格の6%か7%くらい。仲介料、不動産取得税、登記費用など。
・入居率 or 空室率…100%続く満室などあり得ません。満室だけで試算された表面利回りは無意味。
・退去時広告費…次の入居者募集に必要な広告費。管理会社次第だが、家賃の二ヶ月分くらい。
・値下がり額幅…たいていの場合、買った価格と同じ価格で売ることはできない。
・修繕積立金(共用部)…マンションの場合は必要。
・管理費(共用部)…マンションの場合は必要。
・火災保険…毎年かかります。
・固定資産税…毎年かかります。価格の1%前後、あるいは家賃の1-2か月分くらい。
・退去時のリフォーム代…退去時の美装費用。クロス、床、清掃費など。
・支払利息…現金買いではなく融資の場合に必須。融資を受ける前提なのに利回り試算に利息負担を明記していない業者はNG。
まずは「自身のペースで」勉強してください
もし08005003811から勧誘されて不動産投資に興味がわいたとしても、それではといきなりデュアルタップのペースで言われるがままに面談に臨んだりするよりは、まずは軽くでも良いので自身のペースで勉強してみてください。いきなり無勉強で面談してまともな質問もできず、相手の話をほぼ一方的に聞くだけになっては、デュアルタップに対して非常に失礼にもなります。
そもそも、一口に「マンション経営」といっても、大きくいくつかの特徴があります。たとえば、こちらの無料一括資料請求などでその主要な仕組みを前もって理解しておくだけでも、08005003811のような会社とのやり取りも、はるかに有意なものになります。事前にマンション経営の骨格をつかむことができますので。
初心者の方は特に、自身のペースで考えるようにしてください。営業の言葉をそのまま投資の教科書にするのでは営業している方にも失礼ですし、何より、自身のペースで自身の頭で考えて投資に踏み切らないと生き抜いていけません。
新築投資が向いている人、中古物件が向いている人
不動産投資と聞くと新築マンションのイメージが強いかもしれませんが、目的や予算に応じたさまざまな投資スタイルがあります。
たとえば、自身の居住用でなくあくまで運用一辺倒であれば、意外と中古や築古物件のほうが手軽かつ手堅く始められる選択肢だったりもします。特に、地方にある築古の戸建てなどは今でも掘り出し物が出続けています。なぜなら、地方の年配オーナーの物件は、「投資用」という意識もなく売りに出されることがあるからです。投資用として探しているこちら側としては「おっ」となるような結構な掘り出し物があったりします。だからこそ、投資物件のサイトなどではなく、一般向けの住まい探しサイトである「アットホーム」などでせっせと仕入れてたりするのです。
先ほどの資料請求などを通して、このような小さな武器を、コツコツと集めていってください。自分にどのような運用スタイルが合っているのか、まずは気になる物件はどんどん資料を集めて勉強してください。気になるエリアもどんどん調べてください。
電話営業を受けた際の定番の対応方法
ちなみに、不動産販売会社を規制する宅建業法では、
・「会社の名前」「勧誘する人間の氏名」を隠して勧誘すること
・相手が契約の締結を拒否する意思表示をしたのに勧誘を継続すること
を厳に禁じています(法施行規則第16条の12第1号のハ / 法施行規則第16条の12第1号の二)。
つまり、「業者名を言わずに繰り出される」営業電話は違法行為ですし、「電話をかけている人間の氏名を名乗っていない」のも違法行為です。言うまでもなく、「断ったのに電話を切らないで勧誘を続ける」のも違法行為ですし、「これから先も契約はしないと断ったのにまた電話をかけて勧誘する」のも、まさしく違法行為です。
今回の08005003811からかけてくるデュアルタップは当然に法令を遵守する会社ですから、後々の齟齬がないように、営業をかけてきてくれた方の名前をしっかり記録しておきましょう。
なお、08005003811から営業を受けているということは、他の不動産会社から営業を受けている方も少なくないことでしょう。08005003811以外の会社から営業を受け、それらの業者がもし、「会社名を名乗らずいきなり始まる」「電話をかけている人間の氏名を名乗っていない」「断っても電話を切ろうとせず勧誘を続ける」「今後も契約はしないと断ったのにまた電話をかけて勧誘してくる」に該当するのであれば、それは違法行為をおこなう違法業者かもしれないので、国土交通省が用意しているこちらで業者名検索して免許行政庁を確認し、もれなく通報しておきましょう。チリも積もれば巨大な山と化します。
また、最近の電話は自動で通話が録音されるので、たとえば「宅建業法ってご存じですか?」と電話の向こうに問いかけてそのリアクションをSNSやYouTubeで共有してみるのも良いかもしれませんね。
08005003811の体験談に関して
デュアルタップが使っている電話番号「08005003811(0800-500-3811)」に対しての皆様からのお声をお待ちしております。
何らかの取引にいたったお話はもちろんのこと、ただ電話口で営業を受けたというご経験でも大丈夫です。どのような些細なことでもかまいませんので、貴重な体験談を是非共有させていただければ幸いです。